ボルシチ缶(肉野菜入りスープ)
ツンドラ 住所:福岡県福岡市中央区大名2-7-11
1960年のオープン以来、福岡っ子にこよなく愛され続けるロシア料理の名店「ツンドラ」。その看板メニューになっているのが、豚肉やジャガイモ、ニンジンなどの野菜がゴロッと入ったボルシチです。トマトをアクセントに使っているのが、ツンドラならではの美味しさの秘訣。
テレビ朝日の人気番組「シルシルミシルさんデー」で紹介されるなど、美味しさが全国的に評判となり、今では缶詰としてお取り寄せも可能なんです。
牛骨と野菜のブイヨンをベースにトマトをたっぷりと使ったスープ。ビーツなどの野菜をじっくり煮込んで作ることで、とても味わい深くやさしい味わいになっています。
話をうかがって驚いたのが、半世紀以上に渡り、博多っ子の胃袋を満たしてきた料理ということもあり、昔、ご両親に連れられて食事にきていたお子さんがお父さんやお母さんとなり、同じようにお子さんに食べさせている光景をよく見るんだそうです。歴史の詰まった料理とはこういう存在なんですね。
このボルシチはパンやご飯のおかずとしてはもちろん、スープを薄めて煮立てた中にご飯を入れて煮込むことで、カーシャ(ロシアがゆ)として食べても美味しくいただけます。これがまたクセになる味で、1缶で2度美味しいのもうれしいですよね。
そして、このボルシチ缶はアウトドアで食べるのもちょっと粋です。キャンプでササッと作れて、手軽に贅沢な気分を味わえるので夕飯のメイン料理の1つになりますよ。今日は家族で特別なキャンプをしたい! そんなときに持っていってみるのはいかがでしょうか?
ツンドラ 住所:福岡県福岡市中央区大名2-7-11
※掲載情報は 2016/12/31 時点のものとなります。
フリーライター
高柳淳
普段はカルチャー誌やWEB媒体などを中心に執筆活動を展開。2015年の夏には福岡市が編集するニュースサイト「#FUKUOKA」の企画で1ヶ月ほど福岡へ滞在し、現地の美味しいグルメをガッツリと満喫してきました。好評につき第二弾も企画された「福岡ガチ検証生活」の初代体験者であることが自慢です!
http://hash.city.fukuoka.lg.jp/ijyu/index
趣味は妻との食べ歩き。美味しいお店があると聞きつければ、各地都内一目散、マジで意気込み部隊が出動します。ジャンルは和食から洋食、エスニックからラーメンと幅広く押さえていますが、最終的には毎日食べても飽きない素朴なものに落ち着いた感があり。
これまで自腹で相当額つぎ込んで得ることのできたグルメ情報から「本物」だけを厳選してお伝えしていきたいと思います!
あ、そういえば、群馬県出身ですが、中学・高校時代には東京まで新幹線通学をするレアな子としてNHKに取材された過去も持っていました!(笑)。