ベルギー老舗ショコラティエ「デルレイ」が作る、バニラを惜しみなく使用したサブレ

ベルギー老舗ショコラティエ「デルレイ」が作る、バニラを惜しみなく使用したサブレ

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ベルギーのアントワープに本店を構えるショコラチエ「デルレイ」。アントワープは、昔からダイヤモンドの生産で有名な土地であるゆえ、ダイヤモンドをかたどったデルレイのショコラは、もうおなじみですね。このたびデルレイは、銀座にパティスリーを出店。

ベルギー老舗ショコラティエ「デルレイ」が作る、バニラを惜しみなく使用したサブレ

小さなお店の中に、宝石のように散りばめられたお菓子たちが並びます。それらは、オーナーシェフのプルート氏のレシピに基づいて作られたケーキや、ベルギー本国より直輸入のマカロンやサブレ、パウンドケーキなどです。その中で、私が今回選んだのは、このサブレ。今、世界中のバニラが高騰しており、パティシエたちは本当に大変かと思います。

ベルギー老舗ショコラティエ「デルレイ」が作る、バニラを惜しみなく使用したサブレ

しかし、このバニラを一振りしただけで、お菓子がマジックにかかったように美味しくなるから不思議。そんなバニラを惜しみなく使ったサブレ。本場のバターをふんだんに使用しているからこそ出せる、くずれるような繊細な食感も感動的。

※掲載情報は 2016/12/26 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大森由紀子

フランス菓子・料理研究家

大森由紀子

学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。

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