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1年の感謝の気持ちを込めて。スペインの人たちはクリスマス前になると、生ハムやワイン、お菓子などを木箱に入れて、お世話になった方々に贈ります。スペインのこの風習を日本で再現しているドゥルセ・ミーナから、今年もクリスマスバスケットが季節限定で登場しました。
スペインらしい真っ赤なボックスにゴールドのリボン、ちょこんと添えられたオリジナルクリスマスカードが何とも可愛らしい!開封前から一気にトキメキモードが高まります。一年に一度のお楽しみ、さて、今年はどんな物が詰め込まれているのでしょう?
ボックスを開けると飛び出す、ギュギュッと詰め込まれたクリスマス菓子たち。子供たちの歓声が聞こえてきそう。
主役はやっぱり、スペインっ子たちのクリスマスに欠かせない「トゥロン」。ぎっしりアーモンドを卵白と蜂蜜で閉じ込め、カリッと軽い食感の「ドゥロ・スプレマ」と、しっとり柔らかな「ブランド・スプレマ」。チョコレートのトゥロンは、アニス風味ガナッシュの「ビターチョコレート」と、ヘーゼルナッツプラリネの「ミルクチョコレート」。どれも甘さ控えめで香りを楽しむ上品な味わい。詳しくは「クリスマスバスケット2015」でご紹介していますので、合わせてご覧ください。
https://ippin.gnavi.co.jp/article-4652/
可愛らしいキャンディー包みは、日本でもすっかり人気者になった「ポルボロン」。スペインの修道院で生まれた焼き菓子で、結婚式やお祝いの席、もちろんクリスマスにも欠かせません。口に入れた瞬間ホロリとほどける儚さ。溶けてなくなってしまう前に「ポルボロン」と3回唱えられると、幸せが訪れるそうです。
たくさん詰め込まれたドゥルセ・ミーナの人気のお菓子たちと一緒に、新作3種類も仲間入りしています。1つ目は「マグダレーナ・インテグラル」。見た目や名前からフランス菓子のマドレーヌをイメージさせられますが、こちらはフワッと軽やかなスポンジケーキ。生クリームではなくバターリッチなタイプなので、全粒粉の香ばしさがとってもよく合う!ドゥルセ・ミーナならではの、香りのマジックが生かされています。
新作2つ目は私の一番のお気に入り「トルタ・デ・アセイテ」。なんと!オリーブオイルをたっぷり使った甘いおせんべい。食べごたえはおせんべいと言うより、パイとクッキーの中間くらいのイメージかな?ゴマの香ばしさと、ふわりと広がるアニスシードの風味が素晴らしい!ちょっとひと口のつもりが、ついつい……今すぐCAVAをあけてシュワシュワッといきたくなります。私がママなら、これだけは絶対子供に譲れません。
新作3つ目「テハス・コン・チョコラテ」は、クラッシュアーモンドがたっぷり練り込まれた薄焼きクッキー。ザクザク楽しい歯触りに、しかも嬉しいチョコがけ。乙女心をわかってる~と脱帽させられます。
今年もドゥルセ・ミーナ・オールスターズ的風格の「クリスマスバスケット2016」。お届けは12月25日まで。今しか味わえない美味しさが詰まったバスケット、人気商品ですのでお早めに。
※掲載情報は 2016/12/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スペイン料理研究家
加瀬まなみ
埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。