ごまは、昔から健康に良いと言われ、私たちの食生活になじみ深い食材ですよね。普段私たちが食べているごまは、大きく3種類。黒ごま、白ごま、そして金ごまです。

それぞれのごまは何が違うのか気になるところですが、種子の外皮の色によって分類されているのだそうです。

・白ごま
ごまと言えば大概がこの白ごまのイメージが強い方もいらっしゃるのではないでしょうか。ほのかな甘みがあり、控えめな味なので、ごまの中でも万能的といえます。すりごまやペースト状のねりごまにして、ごま豆腐や白和え、ドレッシングやつけだれ、和え物などにもよく合います。

・黒ごま
ちょっと異色なのが黒ごま。黒ごまは、ミャンマー、タイなどの東南アジアや中国を中心に育てられているんだそうです。香りが強く、コクがあるので、香りの強い野菜（春菊やセロリなど）のごま和えに使われます。その他、黒ごま豆腐、黒ごまプリン、お団子の餡など、スイーツにも黒ごまは活用されています。

・金ごま
そして最近ちょっと話題なのが金ごま。白ごまと見間違いそうですが、中近東や地中海沿岸などで栽培されていて、主にトルコで栽培されているのだそうです。こちらも香りがよく、濃厚な味わいが特徴なので、煮物やきんぴらなどに最適です。また、ごはんのふりかけにもおすすめです。

このように、ごまと一言で言っても色や味わい、その用途もさまざまで、その一部おすすめをご紹介。小粒のごまですが、改めてごまを味わってみませんか。

こちらは、祇園むら田の胡麻。すり鉢ですった時の香りの良さが、他のごまとは全く違うそうです。大正9年から高級料亭などへ専門に卸してきた『和食割烹材料卸』の会社が、一般の家庭でも味わえるようにと、販売を始めたのがこちらのごまです。

焼き菓子や、パンに混ぜると、オーブンから漂う香ばしい香りがキッチンに広がり、プチプチとした食感と風味がしっかりと残るこのごまは、ご家庭に常備したい品です。

こちらは、ごま福堂の「杵つき金ごま」。ごまを擂るのではなく、胡麻専用の杵と臼でごまを搗くことで、香りが高く、ふわっとした胡麻を作っているそうです。封を開けると、つきたての香ばしい胡麻の香りがバッと広がります。

商品の裏には、よそったご飯の上にたっぷりふりかけて、お醤油をお好みの量を垂らしてどうぞ。と、書いてあるそうです。なんともシンプルですよね。

こちらは、大分県の豊後大野市清川の金ごま。99％が海外からの輸入に頼っているごま、日本国内でも特に希少性が高い「金ごま」といえます。清川の金ごまは、小粒ですが風味が抜群で、どんな素材をも引き立てます。

希少価値の高い国産ごま、しかも長崎県島原産のごまのを使っているため、年間5 千個しか作れない数量限定になる菓秀苑 森長の「国産黒ごまカステラ」。ごまの香ばしい香りが広がるカステラです。ごまのプチっとした食感や美味しさをめいっぱい楽しめます。カステラに入っているごま自体が比重で下に集まるため、下から食べるとそのプチっとした食感が味わえるそうです。

こちらは、HIGASHIYAの白胡麻豆腐豆。大豆粉と白胡麻を落花生に巻き込んだごくシンプルなお菓子なのです。最初にふんわりと豆腐の風味が広がり、その後じわじわと白胡麻の香ばしい存在感が姿を現します。やや柔らかな噛み心地とこの2段階式の美味しさが素晴らしく、全く飽きが来ずついつい手が止まらなくなりそうです。

オフィスのデスクや自宅での自分用おやつにするのはもちろんのこと、美容感度が高い女友達へのちょっとした差し入れにするのもおすすめです。

こちらは、GOMAJEの「ごまキューブ」。上の画像は、「金ごまキューブ」ですが、「黒ごまキューブ」もあります。「金ごまキューブ」はわずかなはちみつで味を調え、金ごまが持つ高貴な味と香り、ひかえめで上品な甘み、「黒ごまキューブ」は身黒ごま本来の味と香り、ひかえめで上品な甘み、口の中でとろける口あたりだそうです。

この「ごまキューブ（両方）」を角砂糖の様にコーヒーに添えれば、洋風スイーツとして、皿に品良く乗せて緑茶と一緒にいただけば、和スイーツとして頂けます。シーンに合わせてテイストを変えることができるのも魅力的です。