OSSAN(おっさん)達が町おこしを全力で行う、どぶろく「NASSO(なっそ)」

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取扱注意です!発酵が止まらない、生きているどぶろく。

OSSAN(おっさん)達が町おこしを全力で行う、どぶろく「NASSO(なっそ)」

地元の方言で「なんで?」という驚きを意味する、どぶろく「なっそ」。並々ならぬこだわりはもちろんのこと、「スタートは町おこし」、「びっくりする程辛口」、「酵母が生きていて吹きこぼれするので取り扱いが大変」、「なのに全国にファンがいる」、「何より地元のおっさんらが少年のように楽しみながら取り組んでる」……などなど、とんでもなく沢山の驚きが詰まったお酒なのだ。

 

伊達政宗の長男秀宗が初代藩主「伊達な街」、愛媛県宇和島市。その宇和島市内にある津島町岩松は、文人・獅子文六が昭和23年から連載した小説「てんやわんや」にも登場する。昔から酒どころとして栄えたが、昭和50年頃にはそれが途絶えてしまっていた。

 

時は平成。唯一佇まいを残す「西村酒造場」が町並み保存のきっかけになり、「折角なんで酒蔵として酒造りをするのが一番イイ」と、平成19年に愛媛県初の「どぶろく特区」へ。そして、どぶろくを造るために、自分たちで米を作るところから始めることになる。

OSSAN(おっさん)達が町おこしを全力で行う、どぶろく「NASSO(なっそ)」

地元岩松の棚田で自家栽培した松山三井を、清酒であれば吟醸クラスの精米歩合60%にまで磨き上げ、毎年毎年試行錯誤。ここ10年、毎年吞ませてもらっているが、確実に毎年レベルが上がっているので、毎年「なっそ!(=なんで?)」と驚く。もちろん、今年も大きく唸る一滴に仕上がっている!!

OSSAN(おっさん)達が町おこしを全力で行う、どぶろく「NASSO(なっそ)」

ラベルも地元デザイナーが制作し、遊び心満点。上から読むと「なっそ」、下から読むと「おっさん」……分かります??

OSSAN(おっさん)達が町おこしを全力で行う、どぶろく「NASSO(なっそ)」

実は、発売当初は辛口すぎて、さらに酵母が元気すぎて、クレーム続出(笑)だった「なっそ」。この「どぶろくらしからぬ振り切れた辛口」は驚きとともに認知され、年々ファンを増やし、今や生産が追いつかないほど。ただ、一貫して「自分たちにできる範囲の量しか仕込まない」、「この街に来て買ってくれるのが一番」というキモチは変わらない。10年かけて種をまいたおかげで、今は観光バスが小さな小さな岩松商店街にやってきたり、外国人観光客が噂を聞きつけてやってきたり。そして、この町並みを観て、底抜けに明るいおっさん達に会って、思い知るだろう。「この絶品なお酒はこの風土・空気・雰囲気だからこそ醸されている」と。

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企業組合いわまつ

※掲載情報は 2016/12/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

やのひろみ

フリーパーソナリティ/タグプロダクト

やのひろみ

1975年生まれ。松山市出身。
有限会社タグプロダクト取締役。

小中高校と運動部に所属。バレーボール・テニス・ハンドボールと、スポーツ三昧の生活をおくる。
大学在学中は劇団に所属し、イベント音響などの裏方スタッフとして活動するうちにそれが高じてこの世界に足を踏み入れ、ディレクターはもちろん、パーソナリティとしても活動。また、愛媛県内市町主催催事や企業イベントなどの企画運営にも力を入れ、各催事を総合的に盛り上げることにもチャレンジしている。現在、テレビラジオ出演ははもちろん、CM出演や企業イメージキャラクターなども努める。
2007年6月に第一子を出産。
2010年5月に第二子を出産。
2010年 第47回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞受賞(全国で1名)
2009年・2012年・2013年・2014年 民間放送連盟賞ラジオ部門全国優秀賞受賞。

NPO法人 俳句甲子園実行委員会 理事
NPO法人 国際地雷処理・地域復興支援の会 理事
キリンビールを応援する、愛媛の お祭り課長
砥部焼大使第106号
大洲味楽来しいたけ 宣伝大使

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