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食べ比べてみたい「洋のシュトーレン」と「和のシュトーレン」
この季節になるとクリスマスケーキの他にももう一つ、長い期間、手塩にかけてきた商品が店頭に並び始めます。それは、ドイツの菓子パン「シュトレン(シュトーレン)」です。クリスマスを待つ4週間の期間であるアドヴェントの期間に少しずつ食べていきますが、最近日本でもいろいろなお店で食べることができるようになってきました。「パティスリー ユウ ササゲ」でも11月末から販売を開始しますが、ラム酒につけたドライフルーツを最低でも3か月以上漬け込んだものを使い、ラム酒の香りとスパイスが効いたシュトーレンを販売しています。
最近のその名前を聞くようになった方もいると思います。そんな方には、例年人気があるので、購入することは難しいですが、『ブーランジェリースドウ』の「シュトーレン」をオススメいたします。
ラム酒に漬け込まれた濃厚なフルーツ(モハベレーズン、カレンツ、イチジク、アプリコット、フランス産オレンジピール)、最高級のスペイン産マルコナ種の皮付きアーモンドやスペイン産のバレンシア種のアーモンド、北海道産の特選バター、など素材にも拘っています。それを惜しげもなく使いみっちりと詰まっていて、一つ一つの素材がしっかり主張をしてくるので、食べ応えも十分あります。
この他にも和の素材が使われたものもありますので、ぜひ「洋のシュトーレン」と「和のシュトーレン」から、お好みのモノを見つけてみてください。
※商品名に合わせて表記はシュトーレンで統一を使用しております。
※掲載情報は 2016/12/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
「パティスリー ユウ ササゲ」オーナーシェフ
捧雄介
1977年、新潟県出身。専門学校卒業後、フランス菓子の名店「ルコント」から修業を始め、「オテルドゥミクニ」、「アロマフレスカ」のシェフパティシエなどを経て、2005年、湯島「ロワゾー・ド・リヨン」にスー・シェフとして入社し、2008年からは同店のシェフを務める。2010年には「パティスリー エ カフェ プレジール」のシェフ・パティシエに就任。2013年、千歳烏山にオーナーシェフとして「パティスリー ユウ ササゲ」をオープン。