富山産酒米にこだわり200年!越中八尾「玉旭酒造」の純米吟醸と生酒 大吟醸

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富山のテロワールを感じる美酒を楽しむ

先日、麻布十番『可不可』さんで開催された「秘めたる食の宝庫!富山を知り尽くす会」の第二弾では、お料理に合わせて富山の蔵元『玉旭酒造』さんの銘酒をご紹介させていただきました。

富山産酒米にこだわり200年!越中八尾「玉旭酒造」の純米吟醸と生酒 大吟醸

富山市八尾町にある『玉旭酒造』さんは、ご当主と杜氏の方のたった2人で酒造りを行っている小さな蔵元さん。富山県産の酒米を100%使うことをモットーにしており、田植えから稲刈りまで一貫して自らの手で行った酒米で「MOTHER」を造り出すなど、酒造りにかける情熱はすさまじいものがあります。

富山産酒米にこだわり200年!越中八尾「玉旭酒造」の純米吟醸と生酒 大吟醸

今回は、先般訪問して十三代目ご当主である玉生貴嗣さんから直接オススメいただいた、「生酒 大吟醸 BLUE」と「純米吟醸SILVER」の2本をセレクト。生酒と火入れの違い、大吟醸と純米吟醸の違い、山田錦と雄山錦の違い……などを解説しながら、みなさまに比較試飲していただき、それぞれのスタイルを楽しみました。

富山産酒米にこだわり200年!越中八尾「玉旭酒造」の純米吟醸と生酒 大吟醸

綺麗な瑠璃色のボトルが目を引く「生酒 大吟醸 BLUE」は、ボトルのイメージ通り口に含むと透明感ある甘味と香りが広がり、後味はすっきりと澄み渡っています。一方、オペラ「薔薇の騎士」にインスピレーションを得たという銀の薔薇ラベルの「純米吟醸SILVER」は、喉ごし滑らかでコクのある旨味を感じさせます。どちらもスタイルは違っているけれど、体に優しくしみわたる自然体な美酒でした。

 

新酒の季節だからこそ味わえる、富山八尾の風のような透明感あふれる一杯を、豊かな秋の味覚とともに楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

※掲載情報は 2016/11/29 時点のものとなります。

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キュレーター情報

瀬川あずさ

ワイン研究家 株式会社食レコ 代表取締役

瀬川あずさ

聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に精を出す。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。

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