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農薬・化学肥料不使用で栽培された日本一香り高い木頭柚子
徳島那賀町木頭地区産の日本一の柚子と呼ばれる「木頭柚子(きとうゆず)」
高級料亭やレストランで使われていたブランド柚子です。今までは、限られた場所でしか楽しむ事ができなかった木頭柚子を使用したスイーツ&グロッサリーブランド「KAORU KITO YUZU」をご紹介します。
木頭柚子とは、徳島空港から車で2時間半という山深い場所である黄金の村果樹園にて、農薬・化学肥料不使用で栽培されています。
標高300m以上の徳島県木頭地区で栽培され、夏の最高気温40度、冬はマイナス10度と寒暖の差が激しく、「年間降水量日本一」の地域で育つ木頭柚子は、果皮が厚く、酸味と香り高い果実です。
木頭柚子は、清涼感のある爽やかな香りと酸味を持ち合わせていて、香酸柑橘類の中でも群を抜く柚子として評価されています。また、昭和52年には果樹として初めて「朝日農業賞」を受賞し、日本一の柚子として称されています。フランスへも出荷されているそうです。
そんな、木頭柚子を使用した「KAORU KITO YUZU」の商品はどれも美味しく魅力があり、全てをご紹介したいところですが……今回は2品をセレクトしてみました。
ゴロゴロ入った果実味豊かで爽やかな香りの木頭柚子こしょう
木頭柚子こしょう! 赤と青の二種類あります。お鍋の季節に、欠かせない存在である柚子こしょう。
爽やかな香り高い木頭柚子の表皮がゴロゴロと入っていて、果実味豊かな味わい!
赤柚子こしょうと、青柚子こしょうの違いはご存知でしょうか?
青柚子こしょうには、青唐辛子と青色の柚子が使われています。8〜9月に収穫される青柚子は果肉が硬く辛さがシャープです。赤柚子こしょうには、赤唐辛子と黄色の柚子が使われています。
10月下旬〜11月に収穫される黄色の柚子は風味が豊かで、香りがより引き立ちます。赤柚子こしょうは、洋食にもよく合いますよ。
一昨日、収穫されたばかりの木頭柚子は手のひらサイズ。
今年は、雨が多く日照時間のバランスが良く例年よりもワンサイズ大きいのだそう。
木頭柚子の表面の黒い斑点は、農薬・化学肥料不使用の証し。安心・安全で美味しさと香りも格別な、柚子こしょうです。
収穫24時間以内に手しぼり機で抽出した一番しぼり
木頭柚子果実一番しぼり。
柚子本来の香りをお楽しみ頂けるよう、木頭柚子を収穫より24時間以内になんと、手しぼり機!!で柚子をひとつひとつ搾ったフレッシュな果汁がひと瓶に入っています。ビタミンCが摂れて、お酢のかわりに柚子酢として徳島では食べるそう!
酵母が生きている!「冬季限定」の非加熱果汁が12月1日発売予定。これは見逃せませんね!
非加熱果汁は、柚子の搾りたて果汁をそのまま販売しているため、香り・酸味が高く、酵母が生きた状態です。その証拠に、常温に放置すると酵母が発酵し、キャップが空く現象がみられるそう。
調味料として使うのはもちろん、炭酸水やお酒などと割り飲み物もおすすめです。+オリーブオイルでドレッシング。餃子をさっぱりと食べたり、カルパッチョのソースにしたり……とアレンジの幅もあり、料理に使うと風味が増し奥深い味わいでさらに美味しくなります。
柚子の成分特徴は、ビタミンCの含有量が柑橘類の中でも一番多く、レモンの1.5倍ほど!柚子は女性の味方の果汁なのです。
冬至といえば、柚子湯ですが……今年は木頭柚子KAORUの商品もプラスして過ごしてみてはいかがでしょうか。寒いこの時期にぴったりで、贈り物にも喜んでいただける逸品です。
渋谷ヒカリエShinQs B2に店舗があり、スイーツなど木頭柚子を使用した商品が22品もラインナップされています。
売切れ大人気の毎日個数限定の商品もあるので、目が離せません。
※掲載情報は 2016/11/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/フードアナリスト/ライター
三神さやか
料理研究家/フードアナリスト/フードコーディネーター/食育インストラクター/ライター
料理家アシスタント、和フレンチ料理店勤務を経て、料理学校にてフードコーディネーターを学ぶ。
経験を積みフリーランスとなる。
その後も、星付き懐石料理人・フレンチシェフに学び、スキルアップを続ける。
企業のレシピ考案、商品開発、審査員、食育活動をはじめ、飲食店のメニュー考案・レシピ監修など。
本・雑誌・webコラム執筆、食のライター。
テレビやラジオなど、多岐にわたり食の分野で活動の場を広げている。
WFP国連世界食糧計画チャリティーパーティーのスタッフを務めるなど『食』を通じて人が笑顔になる活動をしている。
心にも身体にも優しく、内側から健康で美しくなれるレシピ考案や食育レシピを提案中。
elle a tableオンラインレシピ掲載中
http://m.elle.co.jp/atable/cooking/list-c-author-Mikami_Sayaka
webマガジン ANGIE 毎月掲載中
http://angie-life.jp/author/saya103/