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熊本県上益城郡益城町にある空港「熊本空港」。愛称は阿蘇くまもと空港。最近ではくまモンでも有名になった熊本県ですが、九州本島の中央部に位置しており、全国有数の農業県でもあり養殖業も盛んなため、美味しいものが多くあるグルメ好きな方にはたまらない県です。今回は旅行や観光、出張などで「熊本空港」を利用する方のために、熊本土産の定番ともいえるお菓子や食感に特徴があり一度食べたらクセになる味の商品まで、様々なおすすめ商品をご紹介します。熊本に行く際には、ぜひ参考にしてみてください。
1:もち米と水あめ、砂糖のみで作られた「朝鮮飴」
熊本銘菓と呼ばれる、素朴さと懐かしさを感じるお菓子を紹介いたします。ダイニングプランナーの梅津貴宏さんに紹介していただいたのが、園田屋の「朝鮮飴」。箱いっぱいに敷き詰められた片栗粉の中には朝鮮餅が入っています。もちもちと柔らかく、もちの風味の中にほんのりと柔らかな甘味がする、もち米と水あめ、砂糖のみで作られた素朴なお菓子。豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に当時の熊本藩主である加藤清正が保存食としておおいに役立ったことから、「朝鮮飴」と呼ばれるようになったそう。江戸幕府や朝廷への献上品として用いられた歴史あるお菓子、熊本のお土産に選ぶのに相応しいのではないでしょうか。
2:からいも(さつまいも)を小麦粉の薄皮で包んで蒸した「いきなり団子」
お土産を選ぶなら、その土地らしさを感じるものを選びたいですよね。熊本弁では“いきなりだご”と呼ばれているのが、「いきなり団子」です。“こしあん”をのせた「からいも」(さつまいも)を小麦粉の薄皮で包んで蒸したお菓子。お団子の中身を割ると、いきなり(笑)さつまいもとあんこが出てくるので、紹介者の各国・郷土料理研究家の青木ゆり子さんは、おどろいたそうです。県産のからいものホクホクとしてなめらかな食感、こしあんと合わせた自然な甘みがとても美味というお菓子、一度熊本にいくなら食べてもらいたいお菓子です。
3:日本一うすい!?和菓子として有名なの「松風」
お土産選びは見た目も重要です。おもてなしマエストロの佐野由美子さんにご紹介をいただいたのは、日本一うすい!?和菓子として有名なのが、正観寺 丸宝の「松風」。ほど良い焼き色に点々と散らされたけしの実が特徴で、薄くて軽くて香ばしい、古風で美しいお菓子だそうです。今も一つ一つ手仕事で作られている、お茶好きな方へのお土産にぴったりな熊本の銘菓です。
4:白岳しろ」にレーズンを漬け込んだお菓子「もちもち焼酎レーズンサンド」
お土産を選ぶなら、その土地らしさを感じるものを選びたいですよね。熊本を代表する食文化の一つ“球磨焼酎”。米のみを原料として人吉球磨の地下水で仕込んだもろみを、人吉球磨で蒸留し、瓶詰めした焼酎だけをそう呼んでいるのだそうです。そんな球磨焼酎の「白岳しろ」にレーズンを漬け込んだお菓子が、「もちもち焼酎レーズンサンド」です。生地は小麦粉と餅粉、寒天の組み合わせで、独特のもちもちした弾力のある食感で、クリーム部分との組み合わせ。紹介者のヤムヤムソウルスープキッチン代表理事の西田誠治さん曰く、ほんのり焼酎の香りがする“新解釈版レーズンウィッチ”のようなだそうです。熊本のお土産にぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
5:とてもやさしくて品のいい味と香りがする「菊鹿シャルドネ」
ワイン好きな方にも注目されている国産ワイン。熊本でも注目したいお土産にも相応しいワインを紹介してくれたのは、きき酒師、ママ+酒=笑顔の仕掛け人の田中青佳さん。
熊本ワイン株式会社「菊鹿シャルドネ」は、日本初のクルーズトレイン“ななつ星in九州”でも提供されているそうで、とてもやさしくて品のいい味と香りがするそうです。樽香もマイルドで、とてもバランスのよい仕上がりで、一年かけて熟成しているのだとか。料理の味を引き立てる食中酒としての役割もしっかり果たしてくれるというワイン、ぜひお酒好きな方へのお土産で選んでみてください。
※購入に制限がある店舗もあり、売り切れの場合もありますので、ご了承ください。
※掲載情報は 2016/11/20 時点のものとなります。
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