【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

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11月15日は「狩猟解禁日」ということをご存知の方は少ないと思います。鳥獣保護管理法に定められた狩猟期間は、毎年11月15日~翌年2月15日(北海道以外の区域)で、11月15日が狩猟解禁日となります(対象狩猟鳥獣や都道府県によっては、猟期を延長又は短縮している場合があるため、登録都道府県で確認が必要となります)。

 

ただ、食に敏感の方はこの季節になると、「ジビエ」料理の話題が多くなることにお気づきになるのではないでしょうか。

 

ジビエとは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉(フランス語)で、ヨーロッパでは貴族の伝統料理として古くから発展してきた食文化です。日本でも古くから、狩猟・肉食の文化はありました。マタギやシカリといった猟師がシカやクマ、イノシシを獲っていましたし、山岳地ではツグミやキジなどの野鳥も食べられていました。ウサギを一羽二羽と数えるのも、鳥と偽りながら食べられていた名残だそうです。

 

野生のジビエは脂肪分が少なくヘルシーな食材として、最近は特に注目が集まっています。もともと鹿やイノシシは、滋養強壮食として食べられていました。そんな滋養強壮の効果、野趣あふれる口当たりは日本でも大きな話題となり、ジビエ料理を出すお店も増えているようです。

 

今回は、ご自宅でも食べられる話題のジビエグルメをご紹介します。

【シカ肉】北海道の天然食材エゾシカは低脂肪・高たんぱく・低カロリー

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選
【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

北海道では、ここ30年ほどでエゾシカの数が急増。増えすぎたエゾシカをどうしたらいいのかと、問題になっていました。エゾシカ肉は、昔から食材としての価値が認められていて、北海道にとって"森の幸"ともいえる大切な食材であり自然の資源なのです。そしてありがたい自然の恵として、エゾシカ肉をおいしくいただくことで、森を守り暮らしを守ることに繋がっていました。

 

ヨーロッパでは、高級ジビエとしてセレブに食べられている鹿肉。じつは美容に最適なお肉なのです。低カロリー、低脂肪、そして高たんぱく、鉄分も多い。脂肪は和牛の1割と低く、鉄分は和牛の4倍もあるそうです。

 

しつかりと安心安全に処理をされ、美味しいエゾシカ肉を提供できるように、平成28年10月からエゾシカ肉処理施設認証制度がスタートしました。これでますますエゾシカの肉を有効に活用し、大切に美味しく食べていくことができるようになりました。

 

エゾシカの食肉そしてエゾシカ肉加工品は、「エゾシカ食肉事業協同組合」からお取り寄せができます。家庭でもエゾシカカレーやフライや唐揚げに、パスタに絡めてラグーソースとしてなど、さまざまな料理に活用できます。是非この機会に試してみませんか。

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

【シカ肉】健康や美容に優れたヘルシーミートのシカ肉が缶詰に

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

こちらは、国内でも気軽に家庭でエゾシカを楽しんでほしいと作られた、北海道の登別のエゾシカ肉を使用した缶詰「のぼりべつエゾシカのカレー煮、大和煮、味噌煮」。繰り返しになりますが、シカ肉は鉄分が豊富で低脂質・高タンパク質・低カロリーと健康や美容に優れたヘルシーミート。

 

子どもたちにはハードルの高いジビエ料理も、カレー煮ならそのままおかずとして美味しく食べられそうです。大和煮はお豆腐と一緒に煮込めばすき焼き風に、味噌煮はミートソースやクリームと組み合わせて、ラグーソースのパスタとしても楽しめるそうです。

 

缶に描かれたお皿の上に乗ったエゾシカのイラストも、ユニークで可愛い一品です。

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

【イノシシ肉】初心者でも食べやすい!臭みの少ないジビエ缶詰「島根県産猪肉のビール煮」

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

「ジビエ料理に興味はあるけれど、初めて食べるのにはちょっと勇気がいる」なんていう人でも試しやすいのが、こちらの缶詰「スーホルム・島根県産猪肉のビール煮」。ビール煮はベルギーやフランスの一部でよく食べられている料理で、ビールでコトコト煮込むことで肉の臭みが抜けて柔らかくなり、まるで牛すね肉の煮込みを食べているような食感に。島根県産猪肉のビール煮は、200gで1,200円。付け合わせと一緒に食べれば、2人でも十分に楽しめる量があります。

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【ホロホロ鶏肉・シカ肉】おしゃれなジビエ缶なら、そのまま前菜にもOK

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

ジビエを身近に楽しめる、おしゃれな缶詰をご紹介します。有名なTV番組“料理の鉄人”で勝利した事もある、フィリップ・バットン氏が監修した話題のジビエ缶。種類はホロホロ鶏のフリカッセ、鹿肉の赤ワイン煮込み、鹿肉ソーセージのポトフの3種類あり、どれも個性のあるしっかりとした肉感のジビエです。

 

ホロホロ鶏のフリカッセはハーブの香りと煮汁が絡まり、パスタにアレンジするとワインがすすむ一皿が簡単に作れるそうです。

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【カモ肉】滋賀県湖北の名物鍋「魚三の天然真鴨」

【11月15日は狩猟解禁】これからが旬のヘルシーな「ジビエ」グルメ5選

野鴨の代表種、真鴨。首の部分が青い真鴨は、フランスでは「コルベール」、日本では「青首」と呼ばれているジビエ。こちらは、滋賀県長浜エリアの名物「真鴨の鍋」。鍋に使用されている鴨はシベリアから飛来してくる真鴨で、狩猟が解禁になる11月中旬から3月までの期間限定の冬の味覚です。骨をつぶした鴨の肉団子を入れるのが特徴だそうです。長浜にある創業百余年の老舗「魚三」の鴨鍋セットは全国配送を行っているので、飼育された合鴨とは全く違う、天然の力強い味を感じてみてください。

※掲載情報は 2016/11/14 時点のものとなります。

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