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取引先へのご挨拶や、御祝いごと、そしてお詫びなど、ビジネスにおいて手土産を持参する機会は少なくありせん。しかも先方が幹部や重役の場合、年代的には50代~60代と自分より年配の場合が多いですよね。何を持っていけばいいのか、これが案外難しい。
ある程度の年齢になると、世間一般で知られているものはご存知なのですが、あまり奇をてらったものは、外すと大変。そこで今回は、老舗のお菓子や、人気のある焼き菓子など定番商品から、食感は普通のスイーツですが身体に優しいものなど、年配の方に気に入ってもらえるおすすめの手土産をご紹介します。
1:時代を越えて愛される素朴な味わいの中津川「すや」の栗きんとん
「すや」といえば、栗きんとん。栗きんとんといえば、「すや」といわれるほど、栗きんとんの元祖とも言われる、江戸時代元禄年間創業の岐阜県中津川にある「栗きんとん本家 すや」。
江戸から下ってきた武士がお酢のお店を開いたのがはじまりで、「酢屋」が和菓子屋に変わって、そのまま「すや」というのが由来だそうです。そんな逸話を聞きかじりではなく、しっかり自分のものにして手土産と一緒に沿えてお渡しすれば、喜ばれると思います。
こちらの「栗きんとん」は、材料は栗と砂糖のみ。着色料は使わず、栗本来の色そのままに茶巾で絞った親指の先ほどの大きさの、なんとも素朴な見た目が特徴。毎年9月から1月頃までの季節限定の販売商品です。
2:博多老舗和菓子「鈴懸」の秋の味覚 熊本県産渋皮栗「栗蒸し」
シンプルながらもセンスを感じるハイクオリティな博多を代表する老舗和菓子屋といえば「鈴懸」(すずかけ)。熊本県産の栗をふんだんに使った栗蒸しは、栗タルトのような見た目と、程よい甘さが人気の一品。渋皮ごと煮込んだ栗の旨みは、野山のそよ風のように、秋の訪れを一層感じさせるもの。甘さ控えめの栗蒸しは、目上の方にも喜ばれる和菓子です。この季節の楽しみの一つとして心待ちにしているファンも多いそうです。
3:大切な方への手土産には欠かせない『岡埜栄泉』の「豆大福」
東京・虎ノ門の老舗和菓子店『岡埜栄泉』の「豆大福」。定番の手土産ですが、それだけファンも多い大福です。ずっしりとした見た目のやわらかなお餅に、上品な甘さの餡と赤えんどう豆のほどよい塩味が絶妙にマッチした味わい。ここぞという手土産にはぜひ利用したいですね。
4:浅草で行列の絶えない『亀十』の「どら焼き」
浅草雷門の近くでとにかく行列が絶えないどら焼きといえば、「亀十」。午前中には売切れてしまうこともあるという大人気のお店です。口に入れてまずびっくりするのは、生地のふわふわ感。パンケーキのようなやわらかさで、生地の甘さもとっても上品な仕上がり。味は「あん」と「白あん」の2種類あり、予約もできるそうなのでここは賢く予約して、手土産にお持ちすれば喜ばれるはずです。
5:外さない手土産の予約必須の「空也もなか」
1884年に創業の『空也』の「空也もなか」は、予約必須の人気商品です。その人気の高さは誰もが知るところ。その「空也もなか」をわざわざ事前に予約をして買いに行ったことを知れば、先方も喜んでいただけるはずです。
ここの最中の形は、かねやひょうたんを叩きながら行う空也念仏「鉢叩き」に由来しているため、ひょうたんの形をしているのだそうです。自家製で作られ餡を香ばしい焦がし皮ではさんでいるのが特徴です。
6:あんがおいしいと最中もおいしい!大福の名店の『瑞穂最中』
豆大福で有名な、原宿の和菓子屋『瑞穂』。ここの豆大福もだいたい午前中で完売してしまうほどの人気です。実は大福だけでなく、小ぶりで愛らしいサイズの最中も隠れた人気なのです。瑞穂の最中は柔らかな薄紙に包まれており、その薄紙を広げようとした瞬間、最中の皮の優しくも香ばしい香りがふんわりと立ち込めます。
7:日本で生まれた月餅専門店『円果天』のかわいい月餅
本場中国では、お月見の時期に一家円満を願い、円い月餅を食べる習慣があります。そして、中国で古くから親しまれてきたこの菓子を、より多くの方にもっと美味しく食べてもらいたいとの想いから誕生したのが、この円果天の月餅。直径3センチ程度の小さく愛らしい焼月餅です。
極薄の皮に丹念に練り上げた餡が詰められ、その種類は月餅を代表する中国風餡の円果天をはじめ、国産くるみ、ピーナッツと12種類の木の実やフルーツの食感を楽しめる木の実餡、すっきりした甘さでほのかな酸味の蓮の実餡、くるみとコクのある甘さの黒糖餡、黒ごまの風味が香ばしいまろやかな甘さの黒ごま餡など、豊富な種類を楽しめます。また一つが小さいので、年配の方でも負担なく食べられます。
8:格調高い紋章入りの黒い缶に風格漂う『ツッカベッカライ カヤヌマ』のクッキー
格式を重んじる年配の方にも気にいってもらえる手土産が、こちらの『ツッカベッカライ カヤヌマ』のクッキー。このお店は、オーストリアから功労賞を授与され、オーストリア国家公認の日本人マイスターの栢沼 稔さんがオーナーの東京赤坂にあります。バニラ、チョコレート、シナモンの洗練された3種類の味が楽しめるオーストリアの伝統的なクッキーで、注文しても「お届けには10日程度かかります」といわれてしまう品です。しつこくない甘さでコーヒーにも合います。
9:糖質制限されている方でも食べられるチーズケーキ
こちらは、『CRIOLLO(クリオロ)』の糖質制限したイチゴ味のレアチーズケーキ。イチゴの食感をくずさないように煮込んだコンポートと、フランス産の良質なクリームチーズ、アーモンドを使用したしっとりとした食感が特徴のスポンジを使って作られています。
体質によって食べるものが制限されている方にも、楽しんで食べてもらえるようなチーズケーキです。年配になるといろいろと制限のある方もいらっしゃいますので、健康で気をつけていることを普段から情報収集しておくと、贈り物を選ぶ時の参考になると思います。
10:いまどきのティラミスを手土産に
ティラミスといえば、イタリア・ヴェネツィアが発祥の地といわれ、1990年代に爆発的なブームを巻き起こしたケーキ。50~60代といえどもその当時はまだ30代。実はブームの中にいた人も多いはず。そんなブームが今また再来していると知れば、興味を持ってもらえるのではないでしょうか。
それがこの『ティラミスヒーロー』の「ママヒーロー」。『ティラミスヒーロー』はシンガポールでは知らない人がいないほどの人気店。日本ではまだ期間限定の店舗しか出されていないとあって、連日店舗前には長蛇の列ができている超人気店です。ネットでのお取り寄せは、ご注文から発送までに4ヶ月待ちだそうです。そんな人気商品をお持ちすれば、「あの頃も並んでかったなあ~」と思い出話が飛び出すかも。
※掲載情報は 2016/11/03 時点のものとなります。
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