旅先でのお土産やギフトを選ぶとき、おいしいのは当たり前ですが、せっかくなら洗練されたものを贈りたいと頭を悩ませる人も多いはず。見落としがちなのが、賞味期限の長さや持ち運びやすさ。そのどれもクリアにするのが“ラスク”です。日持ちもして軽く、どこかオシャレで、お子様からご年配の方まで楽しめてしまう。ここでは、そんな優秀スイーツ“ラスク”をご紹介します！ ちょっとしたプチギフトにも使えますよ。

ラスクといえば、『ガトーフェスタハラダ』は外せません。すでにお試し済みという方も多いと思いますが、ダイエット中の人にも嬉しい新商品はご存じでしょうか。バターの使用を極限まで減らして、同じメーカーの人気商品であるガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」と比較すると脂質を約94%までカットした、1枚なんと約22kcalという低カロリーの「グーテ・デ・ロワ レジェ」です。軽い口当たりの食感はそのままに、噛めば噛むほど甘味がでてくる奥深い味わいが特徴です。アレンジも色々楽しめそうですね。

ハチミツを使用したこだわりのアイテムを幅広く取り揃え、美容や健康に敏感な女性を中心に注目を集めているブランド『HACCI』。そんな専門店ならではのこだわり抜かれたハチミツを使っているラスクをご紹介します。「ハニーラスク」は、丁寧に焼かれたクロワッサンをそのままラスクにしました。香ばしくサクッと軽やかな食感の後に、ハンガリー産のアカシアハチミツの豊かな香りが余韻を残します。女性へのギフトにぴったりな一品です。

大隈庭園に隣接するロケーションも贅沢なデラックスホテル『リーガロイヤルホテル東京』で発見したのが、ホテルのある早稲田界隈で江戸時代に栽培されていた幻の野菜“内藤とうがらし”を使ったラスクです。特徴はなんといっても、ラスクのサクサク感にバターの風味と甘みがふわりとひろがった後に訪れるピリピリした辛み。刺激というよりもマイルドな辛さで上品な味わいなので、食通な人への手土産にいかがでしょう。

ご年配への贈り物にはちょっと心配という方におすすめしたいのがこちら。秋田県に本店を構えるパティスリー『CAFE OHZAN（カフェ オウザン）』が作る「クロワッサンラスク」は、軽い食感のクロワッサンを8時間かけてじっくり2度焼きしています。ラスクならではのサクサクな食感を味わいながらも、まったく硬くない不思議な歯ごたえが楽しめます。ドライフルーツがトッピングされたかわいいラスクは、差し入れにもぴったりですね。

大阪府枚方市の王仁公園にある小さなギャラリーカフェ『なかなかの森 喫茶室』。その片隅にさりげなく並んでいるのが「森のラスク」です。2種類あり、一口サイズがかわいい“シュガーラスク”は、甘すぎずにきちんとパンの味がする軽い食感。スティックタイプの“アーモンドラスク”はカリッとした口当たりで、丁寧にローストしたアーモンドの香りがふわっと広がります。どちらも家のおやつのような気軽さと懐かしさがあります。

辻口博啓シェフの和スイーツ専門店『和楽紅屋』から、チョコエクレアをラスクにアレンジした「エクレールラスク」をご紹介します。エクレアのシュー生地に低温長時間で焼き上げたメレンゲと濃厚なクリームを合わせた贅沢なラスクは、カカオ分55％の濃厚ショコラを使用した大人リッチな“ショコラ”や、無農薬栽培された辻口茶園の抹茶を使った香り高い“天空抹茶”など、わくわくする5種のフレーバーがあります。

名古屋で1634年創業の老舗和菓子屋『両口屋是清』が提案する新ブランド『ふわどらん』は、どら焼き専門店。名古屋の新しい手土産として早くも評判なのが、どら焼き生地をラスクに仕上げた「どらっぽラスク」です。ふわふわ食感な焼きたてのどら焼き皮を低温で焼き込んだ、サクサクでほろりと解けるような新食感のラスクは、シンプルで素朴な味わいです。妖精どらっぽの焼印は、小さなお子様にも喜んでもらえそうですね。