鳳凰美田
小林酒造蔵元 住所：栃木県小山市大字卒島743-1
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デザートか、食後酒か？
食事の終わりにはスイーツをいただくと、脳が満たされ、食事を終わりにできる。食事にピリオドを打たないと、永遠にワインが進んでしまうから、あえてスイ―ツを頂いて、食事とお酒にピリオドを打つ。
そのスイーツはデザートでなくとも良い。
甘いお酒でも……もちろん胃袋が許すなら両方もありだ。もう、デザートは入らないというときに、グラス一杯の食後酒をいただくのが私流。
友人の家のパーティーで、その「ゆず酒」に出会った。
美味しい手料理とともにワインも相当いただいて、だいぶ良い気持ちになってきたとき、食後酒として、そのお酒がふるまわれた。
小さなシェリーグラスに入った黄色の液体からはゆずの香りがした。少しヘビーな食事をいただいた後だったので、そのさわやかな香りが私の気持ちと、味覚をそそった。
ゆずの香しさと、ジューシーな酸味と、日本酒には思えないすっきりした甘さに、思わず「おいしい！」とささやいた。
「そうでしょう、なかなかなのよ！」と食通の友人。
彼女は本当においしいものを判る方。彼女の味覚には国境もなければ、先入観もない。
だから面白い！
彼女のご推薦のレストランも、食材も、いつも感心するものばかり。私はその恩恵をこうむって、いつも美味しいものを教えていただき幸せな良い思いをしている。
それから私はそのゆず酒のとりこになった。
あれから3年、寒さの訪れとともに、ゆず酒が懐かしくなる。いつもその友人にお願いして買ってきてもらうのだけれど、通販でも買えるので、今年は直接購入した。
一升ビンで購入したが、食後酒としていただくだけではなく、寝酒としても愛用している。ゆずは体を温めるから、お風呂上り、寝る前に少しお湯で割っていただくと、体がさらにホカホカとして深い眠りにつける。
大人のすっきりした味で、無添加なのもうれしい！
※掲載情報は 2016/10/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ファッション＆ライフコーディネーター
宇佐美恵子
モデルを経てファッションコーディネーターに。現在、ファッションを軸に、エイジングスタイル コンシェルジュとして、キレイに年を重ねるための、それぞれの方にあったエイジングスタイルメニューをご提案、サポートしています。またそれぞれの年齢を快適に過ごすための商品開発にも参加。
正しい姿勢と歩き方を身に付けることで、美しいスタイルと、老いにくい体を手に入れることができます。「エイジレスウォーキング」レッスンも開催。
食べることはキレイに直結しているという考えのもと、食にも多いに興味があり、講師を招いて不定期な料理教室開催。名誉ソムリエ、タスト・フロマージュを受賞。
2009年4月から2015年3月まで織田ファッション専門学校校長。現在も織田ファッション専門学校・きもの専門学校の特別講師。
エッセイスト 只今11冊目の本を執筆中。
