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選び抜かれたわずか3%だけが宝石「エメラルド」の名を冠することができる
ippinのキュレーターとしてお世話になっていますぐるなび社のご縁でコロンビア大使公邸の夕食会にお招き戴きました。
多種多様な民族が暮らすコロンビア。食材と調理には先住民族の言い伝えをうけたものなど、初めて食す興味深いものばかり。
ラテンアメリカベストレストラン50にも選ばれているコロンビアのレストラン「Leo」のレオノール・エスピノサ シェフによるコロンビアのガストロノミー。アレチョン、コキンド、マニョコなど知らない珍しい食材たちと新しい調理法を融合させた素晴らしいお料理の数々でした。
アレチョン、カカオムース、ゴマとティトテソースのデザートに合わせて出てきたのはやはりコロンビアコーヒー。
カカオやナッツに良く合う上品なコクがお食事の締めくくりにぴったりでした。
お土産にもコロンビアのエメラルドコーヒー。
改めて家で頂きましたが、自分で入れても外れのない風味と美味しさは、世界で賞賛を得るに値するコーヒーだけのことはあります。コロンビアコーヒーについて、少し詳しく調べてみました。
コロンビア・アンデス山脈の麓、標高1,600mの豊かな自然の中で栽培されるコロンビア産コーヒー。カフェテロと呼ばれるコーヒー生産者が丹精を込めて一粒ずつコーヒーチェリーを手摘みで収穫し、その収穫されたコーヒーの実をアンデスの清水で水洗処理しているそうです。
そのコロンビアで収穫されたコーヒー豆の中から選び抜かれたわずか3%にも満たないコーヒーだけが、宝石「エメラルド」の名を冠することができる、まさにコロンビアコーヒーの最高級品。その比類のない味わいと芳醇な香りは他のコーヒーでは決して出せないと言われています。
驚くことに国民の27%がコーヒー栽培に関わっているとか。栽培農家のほとんどは小規模。連合会から派遣される農業アドバイザーの元、品質にこだわった栽培をしているそうです。
コロンビアコーヒーには、ナッツ類が含まれた食べ物が非常にマッチすると言われています。エスプレッソで召し上がられた後は、ナッツの入ったチョコレートなどと、一緒に召し上がってみてください。
厳しく選びぬかれたトップ3%未満のクオリティーを誇るエメラルドマウンテンをぜひお楽しみください。
※掲載情報は 2016/10/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・テーブルコーディネーター
磯部作喜子
英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/