干しいちじくの王様と呼ぶにふさわしい逸品!「出雲市多伎産干しいちじく」

干しいちじくの王様と呼ぶにふさわしい逸品!「出雲市多伎産干しいちじく」

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島根県多伎町のブランド品種”蓬莱柿”

島根県の出雲市多岐は、数少ない平野部のひとつ。特筆すべきは、町全体が特産品であるいちじくをブランド化して取り組んでいることが挙げられます。夏の終わりに楽しめるフレッシュいちじく、ジャムや干した加工品として高いレベルで品質を維持してJA、生産者が一体となって取り組んでいます。

 

市場にほとんど出回らないほど全国的に珍しい、「蓬莱柿(ほうらいし)」という甘味が強い品種が多伎の温暖で豊かな気候風土にマッチしており、徹底した生産管理によってミネラルや食物繊維を豊富に含んだ、ヘルシーなフルーツに仕上げています。人工着色料や保存料などの添加物は一切使わず、いちじくの味わいそのままに保存。単にセミドライフルーツと呼んでしまう以上に栄養価のある、そして奥行きのある味わいに驚いてしまいます。

干しいちじくの王様と呼ぶにふさわしい逸品!「出雲市多伎産干しいちじく」

開けた瞬間に広がる甘酸っぱい香り。口の中で広がるねっとりとしたやわらかさ。蓬莱柿ならではの、プチプチとした食感が特徴です。まずはこのようにぱっくりと、そのまま味わっていただきたいと思います。その上品な甘さと食感は、他のいちじく加工品にはない「品格」が感じられるでしょう。

 

さて、それだけではない楽しみもあります。オーブンやフライパンで加熱するとさらに甘みが増してきます。バニラアイスの上に乗せると、それはもう極上のいちじくアイスの誕生です!

 

4つくらいに切り分けてサラダに添えると、味わいのバリエーションがぐぐっと広がりプチ贅沢なサラダに早変わり。いちじくを引き立てる、オリーブオイル主体のさっぱりとしたドレッシングがおすすめです。

 

合わせるお酒はワインでしょうか。白ワインの場合は干しイチジクの穏やかな酸味と重なり合い、より奥行きある味わいをお互いに醸し出すでしょう。赤ワインの場合は干しいちじくの上品な甘みが赤ワインの渋さを和らげ、共に食卓を飾る料理全体のグレードを上げることになると思います。

 

値段も手ごろであるため、地元のみならず首都圏でも人気で時折品切れが出てしまうほど。これから食欲の秋に向けて美味しい素材や加工品が出回りますが、多岐の干しいちじくは外せませんね。

干しいちじくの王様と呼ぶにふさわしい逸品!「出雲市多伎産干しいちじく」

※掲載情報は 2016/10/14 時点のものとなります。

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キュレーター情報

嶋啓祐

フードビジネスデザイナー

嶋啓祐

全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れているものです。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、そこ料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」です。注目しているのは島根(出雲、石見、隠岐)、石川(能登)、佐渡、岩手(釜石、紫波、雫石)、宮城(石巻)北海道(網走)など。毎月足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。総合情報サイト、オールアバウトでフレンチを書き続けて13年になり、書いた記事は380本に上ります。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一美味しいお米がとれる)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼(食べたことがない)、奈良漬、豚足、酢豚、焼酎。

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