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“天然酵母”のパンというと、ひと昔前は自然食品を扱うお店や限られたベーカリーにしか置いていなかったため、口にする機会もそこまで多くはなかったはず。今では街中にこだわりのベーカリーが増えてきたこともあり、パン好きでなくとも身近な存在になってきました。 ひとくちに天然酵母といってもその種類はさまざま。今回は編集部おすすめの７つパンをご紹介しますのでぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。
1：天然酵母の草分け的存在！東京・富ヶ谷のブーランジェリー『ルヴァン』
天然酵母という言葉がまだ一般的でなかった時代から自家製天然酵母でパンを作っている東京・富ヶ谷のブーランジェリー『ルヴァン』。国産小麦にこだわる先駆け的な存在で、製法・味・材料すべてにおいて多くのパン職人たちに影響を与えたともいわれています。看板商品の「カンパーニュ」は日本人にあまりなじみのなかった、固くて酸味のあるパンの魅力を与えてくれた一品。お店が初めてという人はまずはこちらからいただきたいですね。
2：天然酵母の味わいをダイレクトに感じられる『ameen's oven』のパン
天然酵母を使ったパンは日に日に味が変化していくのも楽しみのひとつ。パンは焼きあげてからも熟成し一日一日パンも世界も私も変わっていきます、という店主のこだわりから作られる『ameen's oven』のパン。どれも食感がハードで噛めば噛むほどそのおいしさが増していきます。お店自慢の季節のパンはこの時期だと栗やかぼちゃ、ゴボウににんじんと秋の実りが満載。気になった方はぜひHPをのぞいてみて。
3：温めるだけでお手軽！サクサク生地がおいしい冷凍「天然酵母のクロワッサン」
まるで和菓子のようにひとつひとつ丁寧に和紙で包まれた『三日月屋』の「天然酵母のクロワッサン」。天然酵母を使用しているためもっちり感があり噛みごたえもしっかりめ。温めると外はサクサクで一気に広がるバターの香りが食欲をそそります。福岡の一部店舗でしか常温販売されていないため、通常は通販を利用するのが便利。注文すると冷凍で届くのでこれはおうちにストックしておきたいですね。
4：香りのよさに感動！代官山『ヒルサイドパントリー』の「天然酵母クロワッサン」
東京・代官山でナチュラル志向の自家製デリやパンを揃えたインポートフードショップ『ヒルサイドパントリー』。こちらの「天然酵母のクロワッサン」は、外はサクッと中はふっくらとした食感で、そこに広がるバターと良質な小麦の香りのバランスが抜群。毎日食べても飽きのこない味わいに根強いファンもたくさんいるのだそう。クロワッサンにありがちな時間が経つと生地がバターに負けてフニャフニャになることもなく、翌日温めなおして食べてもおいしいです。
5：鎌倉の裏路地にある老舗『KIBIYAベーカリー』の自家製天然酵母パン
鎌倉駅からほど近い御成り通りの路地裏にお店を構える『KIBIYAベーカリー』。少し奥まった場所にあるにも関わらず店内はいつもお客さんで賑わっています。全粒粉、ライ麦粉、天塩、水のみを使った自家製天然酵母のパンはどれもずっしりと重みがあるのが特徴。あんがぎっしりつまったあんぱんやバターの風味たっぷりのスコーンなど、どれもどこかあたたかみのあるパンばかり。差し入れにしてもよさそうですね。
6：“ホシノ天然酵母”を使った自然の恵みがおいしい『パリットフワット』のパン
東京・千駄木にあるパン屋さん『パリットフワット』。小さな店内に並ぶパンのほとんどに“ホシノ天然酵母”が使われていて、お店の名前とは裏腹にもちっとずっしり食べ応えがあります。看板商品の「よもぎパン」は深い緑色でもちもちした生地によもぎがたっぷりと練り込んであり、それでいて苦くなく何度でも食べたくなる味。他にも自然素材を使ったパンが豊富に揃い、身体にも優しいですね。
7：個性豊かな和テイストの惣菜パンが人気の『小麦と酵母 満』
エキナカで便利な“ecute品川”にある『小麦と酵母 満』。こちらは三軒茶屋にある人気のベーカリー『小麦と酵母濱田屋』の姉妹店です。一番人気の「豆のパン」やひじきやきんぴら、だし醤油の味つけ卵など“京のおばんざい”を具材にした個性豊かな和テイストのパンたち。酵母特有の酸味をほとんど感じさせず、中のお惣菜との相性を重視した柔らかくてクセのない生地が特徴的。日本人好みの魅力が詰まっていますね。
※掲載情報は 2016/10/06 時点のものとなります。
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