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結婚の前段として、両家の親の挨拶の場でもある食事会。以前お会いしている相手のご両親でも、そんな改まった場ではやはり緊張しますし、ましてや自分の両親の応対等も気になるところ。ここでは、そんな場面での手土産に関するマナーとおすすめの商品をご紹介したいと思います。
手土産は必要なの?
両家の顔合わせ食事会という場に、そもそも相手のご両親に対しての手土産は必要なのか、あまり機会があることではないので悩みがちですよね。答えとしては、やはりそういう場所にわざわざ時間を作って出向いていただくわけですから、手土産は用意しておくにこしたことはありません。
こんなものがおすすめ
ただ注意点として、両家で事前に手土産の価格をすり合わせておくことをおすすめします。どちらかが高くても少なくても気を遣うもの。事前に決めておくとそんな心配はいりません。
手土産におすすめの品としては、縁起物や地方出身の方は地元のものなどです。地元の商品であれば、自然にお互いその商品のことから会話も弾みますよね。
縁起物としては、最中やどら焼きがおすすめ
最中やどら焼きは、二つ対になって合わさる形が夫婦を連想させ縁起が良いとされています。今回は、その二つのジャンルの和菓子の中から、おすすめの商品を7点ご紹介しますので参考にしてみてくださいね。
【最中】菊の形に気品を感じる老舗「とらや」の『弥栄』
菊をかたどったこの「弥栄」という名前には、“いよいよ栄えに栄える”という意味が込められているそう。菊の花は気高くおめでたい花とされるので、おめでたい席の手土産としてさらにぴったりです。
羊羹が有名な虎屋ですが、同じ小豆を使ったこの最中の餡のクオリティも感動も覚える流石の味とのこと。美しい見た目や味はもちろんのこと、虎屋ブランドなら改まった場でも安心してお渡しできますよね。
【最中】名店「塩野」の数奇屋をかたどった形が美しい『栗最中』
こちらの日本の建築様式のひとつである数奇屋をかたどった美しい最中は、政財界の著名人に愛されてきた名店「青野」の『栗最中』です。日本情緒を感じさせる美しい形なので、相手のご両親がお年を召されていても、気に入っていただけるのではないでしょうか。
美しい数寄屋風の形に焼き上げられた最中の皮に、栗が入った大納言の小豆餡の組み合わせは、渡す人を選ばない上品な味とのことです。
【最中】人気店「空也」の予約必須の希少な『空也もなか』
こちらの『空也もなか』は予約必須の人気商品なので、わざわざ事前に予約をして買いに行ったことを知れば、相手のご両親も感激されるのではないでしょうか。「空也」は夏目漱石も好物だったことでも有名な和菓子屋なので、そんなエピソードも話のタネになりそうですね。
すごいのは銀座のビルで餡作りから包装、販売までの全てを手作りで行っている点で、作ったものは全てその日のうちに売り切るそう。着色料などの添加物、保存料を一切使わず、全て自家製にこだわっていることなので、もちろん味もお墨付きです。
【最中】一口サイズの愛らしい「蜂の家」の『まゆ最中』
こちらの可愛らしい『まゆ最中』は、その見た目と一口サイズの食べやすさもあり、特に相手のお母様には気に入っていただけると思います。白、桃色、黄緑、紫、茶の5色でほんのりと色付けされた最中の皮の中には、小倉、胡麻、白つぶし、柚子、黒糖の5種類の餡が詰められていて、それぞれの味が楽しめます。
甘さ控えめですが、黒糖や胡麻はどっしりした味わいがするそう。一口サイズだからこそ、そのどっしり感はまったく気にならないのだとか。「蜂の家」は自由が丘本店をはじめ、東急沿線の直営店や東京駅・品川駅構内のショップなど、またオンラインでも購入できるようなので、お買い求めやすさも魅力ですね。
【どら焼き】午前中には売り切れる老舗「清寿軒」の『大判どら焼き』
和菓子の老舗が多い人形町の中でも創業150年を超す老舗中の老舗「清寿軒」のどら焼き。いきなり行っても買えないことがあるとのことなので、こちらも事前に予約をしておきたいお店。
材料は卵、砂糖、小麦粉、小豆、蜂蜜、みりんで一切妥協はなし。砂糖は純度が高くあっさりとした味わいの白ザラメを使い、餡用の小豆は北海道十勝産、蜂蜜は100%純粋なものを使用しているため口どけが良いそう。高温で香ばしく焼いた皮はしっとりとしているそうでおすすめです。
【どら焼き】ふわっふわの生地にあんの甘さが絶妙!「亀十」の『どら焼き』
こちらは浅草雷門の近くにある「亀十」のどら焼き。こちらのどら焼きも非常に人気があり、行列が絶えず午前中には売切れてしまうほど。
口に入れて、まずびっくりするのは、生地のふわっふわ感!パンケーキみたいに柔らかく、甘さは上品だそう。中の餡はしっかりとした甘みがあり、この生地と中の白あんのバランスが絶妙なのだとか。餡には「餡」と「白餡」の2種類あり、それぞれの味を楽しめます。
事前予約もできるとのことなので、お店に行かれる前には予約をされてから行かれることをおすすめします。
【どら焼き】“東京三大どら焼き”のひとつ!「黒松本舗草月」の『黒松』
「黒松本舗草月」はキュートな縞模様が印象的などら焼き『黒松』で、うさぎや、亀十と並んで、東京三大どら焼きと呼ばれているのだとか。店の前にはどら焼きを買い求める人の行列ができています。
黒糖がきいた生地がふわふわとしてとっても美味しく、ちょっと洋菓子に近い食感だそう。日本茶よりもコーヒーと一緒にいただきたい味、という感じなのだそう。
わざわざ行列に並ぶ価値のある、ほかではなかなか味わえないどら焼きで、和菓子好きでなくてもきっと喜ばれる一品ですよ!
※掲載情報は 2016/10/07 時点のものとなります。
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