女性の営業担当者、会社のフロントとして戦う女性なら誰しも一度は取引先の担当者から勘違いされて困っている人もいるのではないでしょうか。可愛がってもらえるのは嬉しいですが、女の武器や色仕掛けを使いすぎて、後々面倒になってしまうのも考え物。

女営業たるもの、人付き合いは上手に対応できる自信があっても、正直ちょっと困ってしまう方がいるのは人間社会ならでは。特に会社同士のお付き合いがある以上は無碍にはできないので、ちょっとしたお礼や感謝をお伝えする場合には、手土産をいつもとは変えてみるだけで印象も変わるのも事実です。

もし、勘違いされてしまって可能性が高く困っている場合には、オフィスの皆さんで分けることを想定したものがおすすめ！

消え物であることはもちろんですが、お酒や、カットしないと取り分けられないような個人への贈り物と勘違いされる可能性のものではなく、あくまでオフィシャルであることがきちんと伝わる手土産にするのがポイントです！

そこで、今回はそんなビジネスウーマン向けに手土産を5品厳選しました。

取引先にお持ちして、仕事のお付き合いを意識しつつ、女性らしい可愛げがのぞく手土産とは……、そんなコンセプトで選んだ品々です。きちんと一線を画してくだけ過ぎていない、そして、品があって女性らしい優しい気遣いがうかがわれるような手土産は、取引先に好印象を残すこと請け合いです。

海老煎餅はよく親しまれていますが、少し趣を変えた手土産にあさりせんべいはいかがでしょう。愛知県は田原の銘菓です。生地にあさりの茹で汁が入って磯の風味満点です。フレーバーはバラエティ豊かにプレーン、わかめ、金ごま、青のり、梅じそ、イカ墨。そしてもちろんあさりもトッピングされています。甘いものが苦手な人にも、お茶請けにも、残業後のつまみにもぴったり、個別包装になっているのも便利です。

パティシエの辻口博啓さんが発信する“和スイーツ”の中から、和風味のラスク「和ラスク」をご紹介します。10種の和素材、プレーン・あまおう苺・天空抹茶・きなこ・紫芋・味噌・あおさ黒胡椒・ごぼう・ごま・ゆず胡椒が、上品な優しい甘さのラスクに仕上げられています。一枚一枚美しく並べられたパッケージも可愛らしく、軽い食感と飽きない味わいについ手が伸びる、喜ばれる手土産です。

「杵屋」二代目当主、中村大輔さんこだわりのレトロモダンな店内で大人気の「揚げパスタ」。浅草仲見世通りのお土産屋さん、その枠から飛び出そうと、今までにはない新しいお煎餅屋さんを目指して生まれたのが、現代的で斬新な麻布十番の新店です。パスタ生地に使われるデュラムセモリナ粉を使用した、この「揚げパスタ」は、まさに次世代お煎餅。シンプルなのに洗練されたギフトボックスも、贈答品として美しい佇まいです。

素材にこだわった8つの味のおかきを、日本ならではの歳時記に因んで二十四節花で包みました。移ろう季節を象徴する二十四のやさしい和花たちが描かれた個包の裏には、その節気の花にちなんだ俳句が書かれています。添えられたしおりにはそれぞれ歳時記の意味が記されています。8種のフレーバーは青海苔、柚子ざらめ、桜海老、和胡麻、紫芋、だしカレー、黒胡椒、海苔醤油。見て味わって癒される、優しい贈り物です。

フランスアルザス地方を彷彿とさせるお店「パティスリー ヨシノリアサミ」、から、手土産に選びたい2品をご紹介。本来硬い食感で塩味のプレッツェルを日本人好みにサブレに仕立てた「サブレ・プレッツェル」は、ザクザクとした独特の食感です。2つめのオススメは、アーモンドパウダーを混ぜ込んだしっとりした生地にオレンジピールを入れたパウンドケーキ「ケーク オランジュ」。艶やかな姿は思わず息をのむ美しさです。