海外からのお客様が来社した時に困らない!会議の時に使える外国人が喜ぶ日本のお菓子

海外からのお客様が来社した時に困らない!会議の時に使える外国人が喜ぶ日本のお菓子

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企業のグローバル化と言われて久しいですよね。海外からのお客様が来社される機会も増えたのではないでしょうか。かつては欧米が中心でしたが、今は東南アジアをはじめ南米、アラブ諸国、アフリカなど多岐に渡ることが当然となっています。

 

それぞれの文化が違う外国のお客様とスムーズにコミュニケーションをとるには、お互いの文化を尊重しつつ、互いの文化に触れる事がその第一歩ではないでしょうか。

 

ビジネスの重要事項を議論するミーティングでも、まずは日本ならではのおもてなしの一つとして、お茶菓子を出される事があると思います。こちらが良かれと思ってご提供してものでも、文化や宗教の違いにより先方が受け入れられないものであった為に、思わぬ方向に向ってします事もあります。

 

そんな失敗が出来るだけ無いように、事前の準備が必要ですね。

宗教で禁じられているもの食材

宗教のなかでも、特にイスラム教の人は、豚肉、ショートニング、バター、マーガリン、乳化剤、ゼラチン、宗教上の適切な処理が施されていない肉、アルコールを含むものは注意が必要です。厳密に言うと、イスラム教のひとは「ハラル」または「ハラール」と呼ばれる、「イスラムの律法にのっとった食べ物」でなければなりません。みりんが入っているものは、既にアルコールはなくなっていることを伝えてお出しするなどのご説明が必要です。

 

その他、教義で禁じられているわけではないが嫌悪感を示す食材として、「うなぎ」「イカ」「タコ」「貝類」「漬け物などの発酵食品」などがあります。

 

一部の厳格な仏教徒の人が避ける食材は、肉全般、牛肉、五葷(ごくん:ニンニク、ニラ、ラッキョウ、玉ねぎ、アサツキ)です。

 

キリスト教の一部の宗派の人が避ける食材は、肉全般、アルコール類、コーヒー、紅茶、お茶、タバコなどです。

 

ヒンドゥー教徒の人が一般に避ける食材は、肉全般、牛、豚、魚介類全般、卵、生もの、五葷(ごくん:ニンニク、ニラ、ラッキョウ、玉ねぎ、アサツキ)などがあります。

(参照元:多様な食文化・食習慣を有する外国人客への対応マニュアル 国土交通省 総合政策局 観光事業課

 

ただ、あれも駄目これも駄目と考えていたら、何も出来なくなってしまいます。肝心なのはコミュニケーションではないでしょうか。またその気遣いが日本のおもてなしの心ではないでしょうか。

 

先方も、日本でハラル食を見つけるのが難しい事をご存知の方も多いです。また完璧な宗教食あるいはベジタリアン食でなくても、どのような食材を用いて、どのような環境で調理しているかについての情報提供があれば、お客様は安心するはずです。そんな心遣いが通じればきっと喜んでくれるはずです。

 

そこで、今回は日本の伝統的なお菓子のなかでも、ゼラチン、乳化剤、ショートニング、マーガリン、アルコールを使用していないものをご紹介いたします。ちょっと変わった形状のものであれば、貴社の印象も変わるでしょうし、会話のきっかけにもなるはずです。

子供心は万国共通!ユニークなかたちの伝統のお菓子落雁

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このお洒落でカラフルなスイーツは、頭の体操もできる「UCHU wagashi」の「drawing」。ラムネのように見えますが、こちらも最高級の砂糖である和三盆糖を使った落雁を現代的にアレンジした和菓子なのです。パズルの様にいろんな形が作れるユニークさが、会話のきっかけになるではないでしょうか。また本国のご家族へのお土産としても喜んでもらえるのではないでしょうか。

 

原材料は、和三盆と着色料(青色1号、黄色4号、赤色104号)のみです。

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400年の伝統の和菓子屋のユニークなゴルフボール最中

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高級和菓子老舗「とらや」の、隠れ人気商品がこのゴルフ最中。実は1926年(大正時代)から存在するロングヒット商品で、まだGOLFが一部の階級にしか広まっていなかった頃に生み出され、現在まで続いているというから驚きです。ゴルフならビジネスの共通の話題の一つなので、これで意気投合できれば、その次はラウンドの約束に発展するでは。

 

この最中の原材料は、砂糖、小豆、水飴、皮種(糯米)、還元麦芽糖水飴です。

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東京駅の駅舎をモチーフにした伝統の羊羹

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こちらもとらやの商品で、東京駅の駅舎をモチーフしたパッケージのTORAYA TOKYO限定品の小型羊羹です。原材料は、砂糖、小豆、寒天のみです。室町時代後期、京都で創業した老舗の羊羹は、どなたにでも自信を持って差し上げられます。

 

5本入りのパッケージ箱の大きさも手帳サイズの大きさです。一つの羊羹も小型なので、羊羹を食べた事が無い外国人のお客様でもトライできる大きさです。

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パッケージも可愛い伝統銘菓ふくさやのキューブカステラ

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こちらは、あの長崎カステラの老舗「福砂屋」のキューブ型カステラのフクサヤキューブです。このキューブスタイルなら、いつでもどこでも、ライト感覚でお出しできます。

 

原材料は、卵、小麦粉、砂糖(上白糖)、砂糖(双目<ザラメ>糖)、水飴です。白砂糖は、精製・漂白段階で骨炭(動物の骨を炭にした物)にて濾過させてあるため、イスラム教方の中には、NGの方もいるかもしれません。

 

そのあたりは、ちゃんとご説明した上で先方との会話の中でお互いの妥協点を見出せれば、ビジネスの交渉にもつながるのではないでしょうか。

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富士山の四季を表現した棹菓子(さおがし)

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こちらは、新宿駅直結型の商業施設「NEWoMan」のエキナカエリア2階にオープンした、創業1634年 名古屋の老舗和菓子店「両口屋是清」が次世代・世界へとつなぐ和菓子を提案すべく立ち上げた新ブランド『結』の「あまのはら」です。

 

棹菓子(さおがし)のどこを切っても富士山が違う表情をみせる工夫がされており、季節の移ろいとともに変わる四季折々の富士山の美しさが表現されています。色鮮やかな富士山の部分は羊羹。澄みわたる空は錦玉羹です。さっぱりとした、ほのかに香るレモン味だそうです。

 

原材料には、砂糖、還元水飴、金時豆、レモン果汁、小豆、寒天、道明寺粉、もち粉、増粘多糖類、炭酸カルシウム、着色料が含まれています。

触感までリアルな「肉球まんじゅう」

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こちらの可愛らしい肉球のお菓子が、あわ家惣兵の「肉球まんじゅう」。リアルな見た目のみならず、肉球の感触に近づけるべく、素材選びにもこだわっています。まわりの薄皮は山芋生地で作られており、肉球同様に、頬ずりしたくなるようななめらかさ。厳選したあずきのきめ細かなこしあんが詰まっており、ぷにぷにした食感まで肉球そのもの。

 

こだわりは味だけではなく、なんとこの肉球饅頭、肉球の魅力や神秘を研究し尽くした職人さんが一つ一つ手で作っているのだそう。こんな可愛いおまんじゅうなら、思わず相手の顔もほころびそうですよね。

 

原材料には、小豆、砂糖、山芋、薯蕷粉、トレハロース、水飴、コチニ―ル色素が含まれています。

気品感じる菊をかたどった最中「弥栄」

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こちらの菊をかたどった、美しい最中は虎屋の「弥栄」。“いよいよ栄えに栄える”という意味が込められているのだそう。菊の花は気高くおめでたい花とされるので、菊の型の生地に縁起を担いでいます。

 

虎屋といえばあまりに羊羹が有名ですが、この最中の餡のクオリティは感動も覚える流石の味だとか。虎屋でも羊羹には飽きてしまっている相手にも、こんな美しい最中なら喜んでくれるに違いありません。

 

原材料には、砂糖、小豆、皮種(糯米)、還元麦芽糖水飴、水飴、寒天を含んでいます。

※掲載情報は 2016/10/24 時点のものとなります。

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