父親が定年退職の日に何かプレゼントあげようと思っても、どうしたら良いか分からないという人も多いのではありませんか。自分自身が就職し仕事をする様になり、家庭を持って子供がいる様になると、長年家族を支えるために定年まで勤め上げることは平坦な道のりではなかった事も、少しは想像出来るようになります。

これから父の新しい生活がどのようなものになるか、心を配ることもあると思いますが、まずは家族で退職のお祝いをしたいですよね。父親世代となるとそれぞれの趣味や嗜好がことなるので、一概に人気のプレゼントランキングが当てはまるものではないと思います。ただこんな時だから贈れるちょっと贅沢なものやこれからも元気ですごして欲しいと願うもの、思い出に残るようなもの、そして改めて夫婦仲良くできるものなど贈ってみませんか。今回はそんなプレゼントを選んでみましたので、皆さんの参考になれば幸いです。

こちらは、クッキーにキャラメルを挟んだGENDYの「キャラメルバー」。シガーのフォルムのクッキーにキャラメルを挟んだスイーツです。手巻きなので、大量生産はできず、1日360個の限定販売です。男心をくすぐるプレゼントです。

その男心をくすぐる理由は2つあります。1つは、その見た目。重厚感溢れる木箱のボックス。鉄板の蓋をスライドさせるとまるで葉巻のようなキャラメルバーが並んでいます。そして、もう一つが、ひとつひとつの上質な素材を感じられる事です。

クッキーへのシナモンの利かせ方が絶妙で、エスプレッソと合わせると、キャラメルのほどよい苦さが口の中に広がるそうです。希少なスイーツで長年の仕事を労ってみませんか。

こちらの『ボランジェR.D.2002』はピノ・ノワール60%、シャルドネ40%で、13年の長い熟成期間を経たシャンパンです。艶のある黄金色で、ドライフルーツやココアのようなニュアンスがあり、ミネラル感とパワフルさが口中に広がります。香り、味わいともに複雑さがあるので、シャンパン単独でも美味ですが、お祝いの食事と合せて楽しみたい品だそうです。

このシャンパンは、映画『007』シリーズでジェームス・ボンドが愛飲するシャンパーニュとして世界的に知られている「ボランジュ」。2015年12月に公開されたシリーズ最新作『スペクター』でも使われるのがこの『ボランジェR.D.2002』。世代的には、ジェームス・ボンドファンのお父さんも多いのでは。ここぞという時のお祝いには、本物「シャンパーニュ」でお祝いしませんか。

似顔絵や名入れしてくれるケーキ屋さんは数多くありますが、ケーキで表現したい感謝の気持ちをコンセプトから忠実に形にしてくれるケーキ屋さんはそこまで多くありません。SWEETCHの誕生日ケーキはコンセプトを伝えると、そのまま形にしてくれます。完成した後、「これを形にしたかった！」と大満足させてくれるケーキです。

この画像はippinキュレーターの荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主の荒岡俊行さんが誕生日の時にスタッフの方から頂いたケーキです。メガネの特徴が良く出ています。お父さんの趣味の釣りやゴルフなどや似顔絵などをモチーフにお父さんオリジナルケーキでお祝いすれば、思い出に残るプレゼントになるはずです。

こちらは、「マクラガン スミス マグス」の『イニシャルズ マグカップ』。クラシックな英国調のフォントに透明感のあるホワイトにネイビーのイニシャル文字だけのシンプルなデザイン。サイズもスタンダードマグで、高さ80mm×直径70mm、容量250mlと飲み物がたっぷり入るのも魅力。実は日本にはお店がないのですが、本国スコットランドでオーダーすると日本へ発送してもらえます。個人の名前やメッセージを入れるパーソナルサービスもあるそうです。

マクラガン　スミス　マグス社は、1974年ウォリー・マクラガン・スミスによりスコットランドで創業された家族経営のマグカップ専業メーカーです。オーラ・カイリーを始めとした著名デザイナーシリーズなど、豊富な種類を取り揃えています。

夫婦揃っていつまでも仲良くすごしてもらいたい人におすすめなのが、こちらの夫婦の情熱的なコラボレーションによって誕生したスペシャルなワイン、「PORTFOLIO」です。

「PORTFOLIO」は、年間生産が300本という非常に希少なカルフォルニアワイン。カルフォルニアワインというと、一般的には軽いカジュアルワインのイメージが強いですが、きめ細やかな果実味とタンニンに溢れていて、たっぷりとしたボリューム感と複雑な味わいです。

このワインを手掛けたのは有名な女性醸造家で、有名なアーティストのその夫が描かれたラベルがワインをより特別なものにしています。そんな夫婦の愛と情熱溢れるワインをプレゼントしては、いかがですか。

自宅で寛ぐ時間が増えるお父さんに、デザイナータンブラーのプレゼントはいかがですか。

こちらは、イッタラのロングセラー商品「ウルティマ ツーレ」。このグラスのデザイナーは、タピオ・ヴィルカラ。イッタラで数々の名作を生み出し、フィンランド紙幣（ユーロになる前のマルッカ紙幣）まで手がけた多才な人物です。ビンテージ市場でも人気が高く、廃番になったシリーズは価格もぐんと上がっていますが、巨匠のデザインながら比較的手頃な価格で買えるウルティマ ツーレは一度手にしたら、長く使いたい品物です。

こちらは、横須賀市で数種類の生みたての卵を直売している「安田養鶏場」の青色をした卵「タフラン」。

南米チリ原産の鶏「アローカナ」種が産む卵がこの「タフラン」。青色の殻を割るところから通常の卵との違いを感じます。卵の内側の膜「卵殻膜」が、とてもしっかりとしていて厚みがあります。この「卵殻膜」は、人の肌や髪に近いアミノ酸で構成されているそうで、新鮮な卵のほど「卵殻膜」が強く張りがあり、黄身が盛り上がっているそうです。

「安田養鶏場」の方が「最初はぜひ卵かけご飯にして食べてみてください」とおっしゃられています。これからも元気に過ごして欲しいお父さんに、是非試して欲しい食材です。