もちもち、ふんわり食感がたまらない!こだわり素材を使った全国の絶品餅菓子10種類

もちもち、ふんわり食感がたまらない!こだわり素材を使った全国の絶品餅菓子10種類

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日本では古くから食べられてきたお菓子のひとつ、餅菓子。江戸時代には旅の途中で立ち寄る茶屋で振舞われてきたこともあり、日本全国で地域の文化に根付いた餅菓子が生まれました。

 

餅菓子にはあんや求肥が入っているものたり、形もいろいろあったりしますが、どれも一口いただくと、もちもち、ふんわりなど独自の食感が楽しめて、お餅好きでなくても至福の時を感じられますよね!

 

今回は、そんなもちもち、ふんわり食感が楽しめる、全国で人気のいろいろな種類の餅菓子を集めました。全部こだわりの素材を使っている餅ばかりですので、巷で売っているものとは、ひと味違います。

 

食感はもちろん、その地方ならではの素材や成り立ちなども楽しみながら、絶品餅菓子を味わってみてくださいね!

【青森】もちもち食感にフルーツの香りがたまらない!「やわら果」

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青森県青森市にある「はとや製菓」が作る『やわら果』。お餅の中に大粒にカットしたパイナップル、りんご、キウイ等のフルーツが入ったフルーツ大福です。

 

外側はもちもちとした食感ですが、一口食べてみるとカスタードクリームの中に入ったフルーツの香りが口の中いっぱいに広がるそう。甘酸っぱいフルーツと甘いカスタードクリームのハーモニーが何とも言えない一品だそうですよ。

【宮城】冷やして食べるとろけるクリーム大福「喜久福」

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仙台銘菓の『喜久福』は、宮城県仙台市の「喜久水庵」によって販売されている、和菓子好きも洋菓子好きにも贈っても喜ばれる大福。味は、「抹茶クリーム大福」、「ずんだ生クリーム大福」、「生クリーム大福」、「ほうじ茶生クリーム大福」の4種類です。

 

抹茶クリームに使われている石臼挽き京都宇治産の宇治抹茶、大福に使われている宮城県産もち米「みやこがね」、あんに使われている北海道十勝産あずきなど、どれも素材にこだわっています。

 

冷凍で販売されているため、食べる時には1時間ほど解凍していただくのがルール。しっかり解凍すればもちもちした大福のやわらかさと、その中に包まれている餡やクリームのハーモニーが、まさにとろける美味しさだそうです!

【石川】柔らかい食感の羽二重餅に地元特産の加賀れんこんを練りこんだ「加賀れんこん餅」

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地元特産の加賀れんこんと能登の米で作られた『加賀れんこん餅』は、石川県加賀市の和菓子屋「越山甘清堂」のもの。

 

噛めば噛むほど甘味が増し、強すぎない蓮根のもちもちとした歯ごたえもあり、バランスの良い味わいだそう。小さいサイズの籠の中に一口サイズの餅が入っていて、食べやすいのも魅力のひとつです。

【東京】ふんわりもちもち食感がやみつきになる『八雲もち』

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東京都目黒区にある和菓子屋「ちもと」で販売されている、予約必須の人気の『八雲もち』。三角形に包まれた竹の皮を開けると、カシューナッツと黒砂糖の練りこまれた柔らかい求肥が入っています。

 

口に入れるとふんわりした食感で、思わず1個、2個と食べ進めてしまいそうな美味しさだとか。ぜひ事前に予約をして、そのふんわりとろける食感のお餅を召し上がってみてください。

【静岡】生の餅に近い食感が楽しめるよう毎朝手づくりにこだわる「安倍川もち」

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毎朝手づくりにこだわっているという、静岡県静岡市「やまだいち」の『安倍川もち』。きな粉味とあんこ味の2種類で王道な見た目ですが、とっても柔らかくて優しい味わいだそう。

 

契約栽培で仕入れる佐賀産の餅米を使って、毎朝仕込むという手の込みよう。手づくりならではの安倍川もちは、お土産に持ち帰っても、固くなくまるで生のもちに近い食感が楽しめるよう、仕込み方に工夫されているのだとか。

 

2種類の味が混ざらないように仕切りがあるパッケージ。そして、追いきな粉!既にたっぷりきな粉がかかっているのに、さらに追加用がついています。そんなお客様想いのところもうれしいお菓子です。

【三重】400年以上愛され続けてきた昔ながらの味わい「二軒茶屋餅」

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なんと創業は400年以上も前という超老舗「二軒茶屋餅」。伊勢にはたくさんの餅屋がありますが、その昔伊勢神宮への参宮客達が旅の途中、休憩に立ち寄るのが餅屋だったからだそう。そして今でも本当に美味しい餅屋は、昔ながらの製法を守りながら何百年も生き残っているのです。

 

お店の名前を冠した『二軒茶屋餅』は、あんの周りを餅で包みきな粉をまぶすという、本当にごまかしの効かないシンプルなお菓子。噛んだ瞬間にもちもちのお餅の柔らかさがとても感じられ、きな粉と上質なあんの味わいも400年の歴史を感じさせる格別なものだそうです。

【京都】はんなり優しい食感の「鎌餅」

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京都の住宅街に佇む一軒家でご主人が一人で作ってらっしゃるという、「大黒屋鎌餅本舗」の『鎌餅』。出来たての鎌餅は包んである松のヘギの香りがほんのりして、白くてうっとりするほど滑らかなお餅に、うっすらこしあんが透けています。ヘギを外すと食べてしまうのがためらわれるほど柔らかい、鎌の形を模したお餅が登場します。

 

そっと口に入れると、優しいはかない柔らかな食感のお餅とコクのあるこしあんが溶け合って、まさに至福の時だそう。お餅は求肥が入っているので、そのためか優しい柔らかさなのですが歯切れが良く、口の中でサラッとなくなるような不思議な食感で、中に包まれたこしあんもサラ~っと口溶けが良く、その上とてもコクがあるそうです。

【大阪】けしの実のぷちぷちした食感がくせになる「けし餅」

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大阪で店を構える、創業300年を超える老舗和菓子屋「小島屋」の『けし餅』です。北海道の小豆のこしあんを餅皮で包んだものに、けしの実をまぶした珍しい和菓子です。

 

けしの実のぷちぷちとした食感に甘さ控えめのあん、なんとも言えないもちもちした餅の部分のバランスがとてもいいそう。この食感のすばらしさは、ほかのどのお菓子とも比べられないものだとか。長い間愛され続けてきたのも頷けますね。

【愛媛】驚くべきもちもち柔らか食感!「月窓餅」

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愛媛で十四代続く老舗「村田文福老舗」の『月窓餅』。なんといっても驚くべきはその柔らかさと風味で、本わらび粉を使ったわらび餅で熟成させたこしあんを包み、風味の良い青大豆の黄な粉をまぶしてある不変のレシピと製法で、すべて手仕事の職人技で作られています。

 

「柔らかすぎて機械では作れない。手の感覚だけが頼り」なんだそう。包みを開けてみると、まず青大豆きな粉の香ばしい香りが。そして一口噛むと、その驚くほどの柔らかさと優しいこしあんときな粉の風味が、絶妙なバランスで口の中でほどけていくそうです。

【広島】歴史を感じさせる広島銘菓「川通り餅」

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広島駅の近くにあるお菓子処「亀屋」の『川通り餅』という和菓子です。

 

こちらは歴史にゆかりがある和菓子で、戦国武将・毛利元就の祖先でもある師親が川での合戦の際に小石のおかげで大勝利を収めた事がきっかけで、餅を小石に見立てて食べる風習が始まり、「川通り餅」と呼ばれるようになったそう。そして、元就の孫である、輝元が広島城に移った際その風習が広島に広がり、それを現代風にアレンジしたのがこのお菓子で、今では広島の伝統菓子のひとつなのだそうです。

 

上質な求肥に胡桃を加えたシンプルな和菓子ですが、その醤油の絶妙な塩気とほんのりとしたきな粉の風味が、なんとも言えない美味しさなのだとか。また、爪楊枝が入っているので手を汚す事なく手軽に食べられるのも嬉しいですよね。

※掲載情報は 2016/09/22 時点のものとなります。

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