神奈川県限定!横浜文明堂の黄金の「極上 金かすてら」。

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2016/09/07 公開

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神奈川県限定!横浜文明堂の黄金の「極上 金かすてら」。

長崎県ではなく、神奈川県にある原料にこだわったカステラ

9月半ばの三連休の最終日「敬老の日」が今年もやってくる。以前、母の日にカステラの表面に感謝の気持ちを書いて、実家へサプライズとしてプレゼントしたことがあった。カステラ好きの母は、カステラが届いたことだけでなく、文字が書いてあることに驚き、届くとすぐに電話をかけてきてくれて、とても喜んでくれたことを覚えている。そろそろ「敬老」と言われる年齢になる母のことを考えていた時に、今回のカステラに出会った。

 

ある“大のカステラ好き”という方が「お勧めだ!」というカステラをいただく機会があった。その名も「極上 金かすてら」。文字がまぶしいくらいに輝いている。箱を開けるのに、ちょっと戸惑うような豪華な箱に入っていた。

神奈川県限定!横浜文明堂の黄金の「極上 金かすてら」。

中を開けると、すでに切り分けられており、食べやすい工夫もされていた。まさか、切り分けられているのが「極上」の意味ではないだろうと思いつつ、お皿にのせてみると、「極上」の意味は一目瞭然であった。

神奈川県限定!横浜文明堂の黄金の「極上 金かすてら」。

「極上 金かすてら」は、琥珀色に少し近いような黄金色をしていた。口に入れると、しっとりと舌に吸い付くような、まるでメレンゲに近いようなきめの細かさなのである。その秘密は、普通のカステラに比べ、卵黄の分量を1.5倍にし、卵白を減らしていることにあった。もちろん、三温糖にもこだわりをもち、一口食べた瞬間、その濃厚さが口いっぱいに広がることからも、作り手のこだわりが伝わってくる。

神奈川県限定!横浜文明堂の黄金の「極上 金かすてら」。

この「極上 金かすてら」は改良に改良を重ね、実は20年前から販売を開始していた。しかし、文明堂のお店でも、あまり目にすることはない。その理由は、神奈川県の店舗限定販売(百貨店やショッピングモール)をしていたからなのである。東京にも売っていない「地域限定」のカステラだったのだ。5年間横浜市民であった私も、知らなった。ネットによる通販での展開はしているものの、これは知っている人でないと神奈川県の文明堂の店頭で購入して「手土産にしよう!」と、選ぶことはできないカステラだったのだ。

神奈川県限定!横浜文明堂の黄金の「極上 金かすてら」。

さらなる秘密は、箱に同封されているこの豪華なパンフレットに、しっかりと文明堂の「極上 金かすてら」への想いとして綴られていた。長崎県にいくと、ざらめ入りのカステラをお土産にすることはあったが、関東にもここまで特徴的な「濃厚なカステラ」があったとは。灯台下暗しとは、まさにこのことである。

 

海外から長崎に伝わったカステラ。そして、その地で明治33年に創始した文明堂。長崎から横浜へと本店を移転し、そこで生まれた「極上 金かすてら」。カステラにもいろんな種類や歴史があることを、考えさせられた逸品であった。

※掲載情報は 2016/09/07 時点のものとなります。

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キュレーター情報

高橋香葉

発酵料理研究家/温泉ソムリエ

高橋香葉

「日本人の体を健康できれいにするには、日本伝統文化の発酵食が一番良い」として発酵料理の研究に取り組む。テレビ、雑誌、書籍などを通じて、発酵食品の良さを伝える普及活動を行っている。
日本で初めて、米麹と醤油をあわせた新調味料「しょうゆ麹(醤油麹)」の作り方とレシピを公開し、発酵業界に新しい風を入れた。その活動は、フードアクションニッポンアワード販促部門を受賞。その後、読売新聞にて「オンリーワン」として掲載された。
現在は、日本全国を回り、全国の発酵食品だけでなく温泉巡りをし、日本の伝統文化を勉強している。
自治体の観光連盟アドバイザー、特産品開発審査委員などを歴任。市場調査から、販売戦略、プロモーションなどのマーケティング講師も行っている。フードアナリスト協会「食のなでしこ2016」。

主要著書:
◎「しょうゆ麹と塩麹で作る毎日の食卓」(宝島社)
◎リンネル特別編集「しょうゆ麹で作る毎日のごちそう」(宝島社)
◎「知識ゼロからの塩麹・しょうゆ麹入門」(幻冬舎)
◎おとなのねこまんま555(アース・スターブックス)等

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