旭川の二大老舗が極めたコラボスイーツ!”キッコーニホン×壺屋”の生しょうゆパイ

旭川の二大老舗が極めたコラボスイーツ!”キッコーニホン×壺屋”の生しょうゆパイ

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北海道土産と渡されてもピンとこないかもしれませんが、先日訪れた旭川の老舗和菓子屋でオススメされた、地元で有名な醤油ブランド”キッコーニホン”と北の菓子舗”壺屋”がコラボした逸品、「生しょうゆパイ」をご紹介します。

 

旭川でキッコーニホンのマークで親しまれている”日本醤油工業株式会社”は、昭和19年創業の旭川最古の醤油醸造会社です。かつて旭川で酒造店としてスタートしましたが、昭和3年に道内の酒造店が合併し「日本清酒株式会社」の旭川支店となりました。国の指導の下で酒造業が廃止となった直後、旭川支店は「キッコーマン株式会社」の協力のもと醤油醸造へ転換し、今の会社が設立されたそうです。これまでに数々の賞を受賞し、旭川ラーメンにもよく使われる定番の醤油ブランドとして親しまれています。

 

一方、パイを作った「壺屋総本店」も旭川で昭和4年創業の老舗のお菓子屋さんです。地元・旭川に根ざした商品開発を志しており、道民にも愛される会社だそうです。「白い恋人」などと並ぶ人気の「き花」は、モンドセレクションの金賞を29年連続で受賞している北海道銘菓です。

旭川の二大老舗が極めたコラボスイーツ!”キッコーニホン×壺屋”の生しょうゆパイ

このように旭川を代表する老舗2社が初めてコラボレーションした「生しょうゆパイ」だけに、期待は高まりますよね。これはおつまみにもなる商品として、「壺屋」が開発したものです。搾ったままの熱処理をしていない生しょうゆを、北海道産フレッシュバターをたっぷり使用した生地に練り込み焼き上げた濃厚な風味のパイです。材料は他に小麦粉、砂糖、白胡麻のみで添加物を使ってないのも、老舗のこだわりが感じられます。特に、生しょうゆが加わることでまろやかな旨味がプラスされ、食べた瞬間にほんのり香ばしく、さっくりしっとりの2段階の食感も楽しめます。

 

また、甘すぎないし、生しょうゆや白胡麻がどことなく和風味で、お茶請けにも日本酒にも合います。今回は、旭川駅で旭山動物園のイラスト入りの日本酒を購入したので一緒にいただきました。旭川はお酒も美味しいので、お土産としてこの組み合わせも喜ばれると思いますよ。

 

なお、「壺屋」の商品が買えるお店は旭川に10店舗以上あり、札幌や道央、道北エリアにもお店があるので、北海道へ行く時はチェックしてみてください。

※掲載情報は 2016/08/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

おきよし(沖淑子)

地中海の食・音楽のコーディネーター

おきよし(沖淑子)

大型レコード店のワールド・ミュージックのバイヤー担当後、いつかは南の島へ移住を夢見ながら東南アジア~南インド~モロッコの音楽&食を探訪。数年前より音楽フェスティバルで訪れたマルセイユで地中海料理の魅力に目覚め、現地のシェフに料理を学ぶ。
2012年2月に代官山にオープンしたフレンチ・デリ&カフェ「table ogino」のオープニングスタッフとして勤務。2013年には、レバノンでオリーブ収穫の手伝い&家庭料理を学び、都内で中東料理イベントやケータリングも行う。現在は日本エスニック協会の汎地中海料理のアンバサダーとしても活動中。
また、スパイスやハーブをミックスしたジャム作り、特に好きな音楽を聴きながら夜な夜な煮る“深夜のジャム活”をFB、instagram、twitterで発信中!

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