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毎月20日は「ワインの日」、フランス語のワイン(vin)と20(Vingt)の発音が似ていることから制定されました。
最近話題の「日本ワイン」をどのくらいご存知ですか?そもそも日本でのワイン作りの歴史は、明治時代からなのですが、海に囲まれた日本で作られたワインは、特に魚介類との相性が良いと言われています。「日本ワイン」の基準は、日本で栽培されたブドウを使用し醸造されたものです。主な産地は山梨・北海道・長野です。最近では「甲州」などの日本固有種からも醸造され、和食ブームと共に世界中で愛されるようになりました。
ちなみにこれまでは、国産ワインと呼ばれたていましたが、日本ワインというと、フランスワイン、イタリアワインなどのように、国名にするだけで世界を意識した感じにも聞こえますね。
今回はおすすめの日本ワインの5銘柄をご紹介いたします。世界大会もクライマックス!日本ワインを囲んで日本の実力を実感してみませんか?
1:コシヒカリとワイン酵母のコラボが生んだライス・ワイン
米で作ったお酒=日本酒ですが、ワイン酵母を使った「ライス・ワイン」を福井県の田嶋酒造が開発しました。福井発祥のコシヒカリを原料に、甘酸っぱくすっきりとした飲み口の白ワインタイプの純米酒が生まれたのです。アルコールもワイン同様12%で醸しています。冷やしてワイングラスで飲むのもよし、オンザロックもおススメの「ピュア・ライス・ワイン」です。
2:山梨産ブドウと富士赤池酵母がコラボした幻のワイン
富士の麓に数年に一度だけ現れる湖「赤池」で、山梨大柳田教授が酵母を採取し、その監修のもと作られた幻のワインです。原料のブドウも山梨県産100%に拘り、その赤池酵母を使ったワイン「富士山」は、年間でも赤・白をそれぞれ1000本しか作られない希少ワインです。神秘的なイメージのワインを、ぜひ一度味わってみて下さい。
3:ななつ星も認めたシャルドネ100%の限定ワイン
全国的には寒ブリで有名な街、富山県、氷見市。富山県は南側にそびえる3000m級の立山連峰から、豊かな漁場であり深海まで一気に連なる海に挟まれています。海からの優しいミネラル、立山からの冷涼で凛とした空気、風で育つワインです。
この地で、彼らが目指すワインは、おいしいことはもちろんですが「氷見である意味」ということで、氷見の魚に合うワインなんだそうです。このワイナリーの経営母体は地元の魚を扱う業者なので栽培責任者は陽気に「僕たちは魚屋ですからね。ワインのことは分かんないんですよ」と笑顔でお話されているようですが、10年にも満たないストーリーの中で、彼らは素晴らしい歩みを重ね、試行錯誤の成果が着実にアロマと味ににじみ出てきたシャルドネがここに完成しました。※記事で紹介しているのはセイズファーム シャルドネ2012になりますが、オフィシャルサイトでは、2014をご紹介しています。
4:長野県千曲川産のメルローはビーフシチューにピッタリ
老舗「たいめいけん」の茂出木シェフがおすすめするのが、千曲川流域で栽培されたメルロー種を醸造した赤ワインです。キッコーマンが山梨勝沼に設立したマンズワインで醸造しています。メルロー種のきめ細かい渋みを引き出し、程よい樽熟成でバランスの良い味わいのワインは、ビーフシチューなどの肉料理に最適の大人の赤ワインです。
5:グルメの集まりにはオリジナルラベルの丹波ワインが最適
和食に合うワインづくりをコンセプトに、京都丹波のブドウ畑から日本の食文化を伝えている醸造所があります。味はもちろんですが、ギフトとして相手の方に喜ばれるラベルにもこだわっています。持ち寄りのホームパーティや、大切な方への贈り物として、センスの良いラベルを選んでお送りしてはいかがでしょう。
※掲載情報は 2016/08/19 時点のものとなります。
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