ななつ星でも食べられているぶどう、中村柿ぶどう農園のピオーネ

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種がないから食べやすいピオーネ

ななつ星でも食べられているぶどう、中村柿ぶどう農園のピオーネ

私がスイーツを作る際に欠かせないものといえば新鮮な食材。

 

その食材をお店で手に入れるよりも直接作り手の生産者さんから手に入れることをメインにしていますが、ただ手に入れるだけでなく作られる過程や育った土地にも触れながら、旬を迎えることを楽しみながら待つことも仕事の一つとしています。

 

今の時期はフルーツがどんどん旬を迎え、フルーツ狩りなどもレジャーで楽しむことも多いのではないのでしょうか?

 

旬のフルーツの中でもよく見かけるぶどう。その中でも種がなくて食べやすいとされているピオーネ。この中でも中村柿ぶどう農園のピオーネは、JR九州のななつ星でも食べられていて、私もこのピオーネをスイーツなどにして3年は経ちます。

ななつ星でも食べられているぶどう、中村柿ぶどう農園のピオーネ

生産者の中村さんが作るピオーネはとにかく大粒!実もしまっているので食べ応えがあります。

 

こんな贅沢なピオーネを直接いただきスイーツにするので、鮮度やうまみがまったく違い美味しさが増していきます。普通のように思えて普通では考えられないことですよね。

 

普段お店で買うとあまり気にすることがない育つ過程の農作業ですが、中村さんの作業のお話を聞いて小さな積み重ねが、大きな実をつけることの流れを毎日コツコツと続けることで、大きな実りになるのだと感じることが出来ます。

 

ブドウの粒を途中で1粒1粒が大きくなるように余分な粒を取り除くというお話。よく考えるとものすごく細かくて、ブドウの房はどれだけ農園にあるのですか?そう問いたくなりませんか?頭が上がらない話だと思いますよね。

自然がいっぱいの町、フルーツ王国うきは市で育つピオーネ

ななつ星でも食べられているぶどう、中村柿ぶどう農園のピオーネ

フルーツ王国と言われる福岡県うきは市。柿やブドウ、モモやいちごブルーベリーのフルーツはもちろん野菜類まで食材の宝庫といわれる場所です。

 

そのうきは市にあるうきは駅は、単線のディーゼル電車のJR久大線が1時間に1本通るところを毎週火曜日には、ななつ星が通ります。

 

のどかな駅なのでその場にいるとずっとベンチに座って景色を眺めていたくなります。

ななつ星でも食べられているぶどう、中村柿ぶどう農園のピオーネ

ななつ星が運行する当初実は、うきは駅をななつ星が通ることにはなったのですが、うきは駅には止まらないことになっていました。でも、通過でも幼稚園の園児が毎回ななつ星に旗をふり続けて、今ではうきは駅に停車することになったのです!すごい話ですよね!!びっくりでもあり、うれしいことでもあります。

 

そしてこんなエピソードは心にグッとくるのと同時に、町おこしってすごいことだなと改めて思うお話です。着々と盛り上がっている雰囲気が見える町ですね。

ななつ星でも食べられているぶどう、中村柿ぶどう農園のピオーネ

この日も中村さんのピオーネはななつ星に乗りました。私の目に映るピオーネはキラキラと輝いていました!もっともっと色々な方に食べていただきたいと中村さん。ななつ星だけでなく、ぜひ皆様にご賞味いただきたいなと思います。

※掲載情報は 2016/08/10 時点のものとなります。

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キュレーター情報

山口真理

スイーツプランナー

山口真理

福岡と東京を拠点とし、カフェや企業などのメニュープランニング多数。全国を訪れて生産者と出会い、食卓をつなぐパイプ役として素材をベストな状態でスイーツに添えるレシピ提案をする。福岡県農商工連6次化産業開発アドバイザー。農家をピックアップした冊子と食材をセットで送る「ふくおか食べる通信」レシピコーナー撮影フードスタイリスト並びにメニュー開発。フードコーディネーターとして撮影スタジオでのフードスタイリングも多数。Yahoo!JAPAN「日本の定番選定委員会スイーツ101」選定人。フェリシモ商品「シリコン型お菓子の会」「ミニシリコン型お菓子の会」プロデュース。フェリシモ出版「毎日のごはんを楽しく作る雑貨のカタログSweetsBook」ポプラ社「スイーツの仕事」出版。文化放送「ピピットサンデーWakuwakuMix」出演。

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