新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

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人生七色に変える八色すいか

新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

夏のフルーツと言えば、「スイカ」。私のソウルフード「八色すいか」。日本一美味しいスイカといっても、過言ではないと信じている新潟県の南魚沼の八海山の麓の八色原(やいろっぱら)で育つスイカ。

新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

スイカ畑に行くと、茶色いものが目立つ。藁がかけてある。その下にスイカがすくすく育っている。日焼けをしないように藁をかけ、お尻が痛くないようにとお座布団まで敷かれ、大切に育てられたスイカ。

新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

スイカ栽培はギャンブルと言われる。暑い夏には需要が高く値段も高くなるが、冷夏や雨に降られると需要が少なくなり、雨が多いと出荷前にヒビが入り割れしまう。少子化、核家族、高齢化で大きなすいかが都会では敬遠されがちな風潮はあるが、丁寧な栽培、暑い時期の収穫農家の汗はスイカの大きさに比例している。

 

私は生産農家さんから直接送ってもらっているが、35年の栽培歴のベテラン佐藤サンのスイカは間違いない美味しさ。有名芸能人にも送らせてもらった。お礼の言葉と共に、評判もうなぎ上り。もっと多くの人に……と思うのだが、栽培面積には限りがある。大量消費には適さないスイカなのだ。

 

収穫時期にお邪魔したら、大量のスイカが並んでいた。

新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

猫の手も借りたい時期に、ペキニーズの「ブブ」がスイカをまもっていた。看板犬です。

新潟県・南魚沼の八海山の麓の八色原で育つ「八色スイカ」

お酒で有名な八海山の景色の中で育つ八色スイカ。ほぼ新潟県内で消費されてしまうため、全国的には知名度にかけるが、新潟県気質として「美味しいものは自分たちで食べる」ため本物は来て味わって欲しい。

八色スイカの旬はお盆前後。佐藤サンにお取り寄せはいつまでお願い出来るのか?と尋ねたら「8月10日までかな〜?」と。8月末は?と聞いたら「旨くないのは送れない」ときっぱり。来年まで待てとのこと。

 

「え〜〜〜」と言っても何ともならない。この頑固な職人気質が好き。

 

残り少ない八色スイカの旬を、お盆の帰省で味わいたい。

 

【お問合せ先】
八色西瓜 佐藤良夫様
電話:025-792-3535
※8月10日までの販売になるようです。

※掲載情報は 2016/08/06 時点のものとなります。

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キュレーター情報

大桃美代子

タレント・新潟食料農業大学客員教授

大桃美代子

地域活性イベントも各地で行ってきたタレントとして、ニュースをはじめ、料理、クイズ、バラエティ、情報番組と、幅広い分野で活躍。 韓流にはまり、韓国に語学留学をするほど韓国好き。訪問回数も非常に多く、映画・ドラマ・文化・観光名所だけでなくグルメからパワースポットまで幅広い韓国情報通。 「阪神・淡路大震災」は大阪滞在中に、「中越地震」を新潟県魚沼市の実家に帰省中に被災し、災害と復興について考えるきっかけに。風化させないことをテーマに情報発信や、復興の為の地域活性化にも携わる。雑穀エキスパート、ジュニア・野菜ソムリエ、おさかなマイスター・アドバイザーの資格を取得するなど食育や農業に関心が高く、地元の新潟にて古代米作りもする。『桃米』として販売中。 地域活性化に取り組む団体を支援するため全国地方新聞と共同通信が設けた『地域再生大賞』選考委員を務め、各地の取組みを視察。様々な地域での取組みを紹介する講演が好評を得ている。そのほか『リアル桃太郎電鉄』、『熊本ワイチャ会議』…など、地域活性イベントも各地で行ってきた。

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