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自分好みのコーヒーを探し歩くのが楽しくなってきた昨今。全国に点在する個性派揃いのコーヒーも気になるところですが、世界にはまだまだ注目したいコーヒーが溢れています。ここでは日本に上陸したコーヒーをはじめ、日本出店が期待されているネクストブーム必至のコーヒーをご紹介します! どれも話題性抜群なコーヒーばかりなので、早めにチェックしておきましょう。
1:【アメリカ・ポートランド】クリエーターが集う町で評判の華やかな一杯
サードウェーブコーヒーの発祥の地であるアメリカ・オレゴン州ポートランド。小さな町ながら、世界的に有名なコーヒー店がいくつも点在します。この町に魅了され移住したフィンランド出身のオーナー自らが中米やアフリカのコーヒー農園を訪れて仕入れ、浅煎りで提供する『heart coffee roasters』のコーヒーは、果実味を感じる華やかな味わい。オシャレなクリエーターの間で、最も上陸が期待されているコーヒーのひとつです。
2:【オーストラリア】サーファーたちを夢中にさせるオーガーニックコーヒー
2005年に焙煎家のデビットケネディーが立ち上げた『バンコーヒー』。サーファーの聖地とも呼ばれているオーストラリアのバイロンベイにある焙煎所で、彼自身が世界中から選び抜いた豆をそれぞれに合った方法で焙煎し、6種類のスペシャルブレンドを完成。オーガニック認定のレベルが高いオーストラリアでも、一躍人気を博したオーガニックブランドです。日本には2014年、東京・市ヶ谷に上陸。スタンドスタイルで親しまれています。
3:【フィンランド】世界三大消費大国で愛される焙煎したてのやさしいコーヒー
コーヒー豆の消費量が世界で3本の指に入るコーヒー消費大国のフィンランド。どの職場にも“カハヴィ・タウコ”と呼ばれるコーヒー休憩があり、おもてなしもコーヒーが基本とされるなど、コミュニケーションツールのひとつとして活用されています。そんなフィンランドを代表するコーヒーショップ『ロバーツコーヒー』は、2012年に福岡で日本一号店をオープン。焙煎したての酸味が少なく胃に優しいコーヒーをお楽しみください。
4:【ドイツ】コーヒー豆不使用! 18世紀から親しまれ続ける穀物コーヒー
環境意識が高い国として名高いドイツ。環境や動物愛護への観点から、有機農法やオーガニック食品に価値を置く人が多くいます。そんなドイツで長年親しまれている「オーガニック穀物コーヒー」は、大麦やライ麦などの穀物を炒って作られ、コーヒー豆はなんと不使用。18世紀ごろから生産され、最近ではグルテンフリーやカフェインレスとしても改めて注目されています。コーヒー豆に劣らない香りに、予想外に満足できるはず。
5:【ポルトガル】決め手は焙煎力! 苦味が少なくまろやかな濃厚エスプレッソ
ヨーロッパの中でも、実はコーヒーへのこだわりが強いポルトガル。1杯100円程度と手軽に楽しめるので、カフェで会話を楽しみながら、さっと飲むのがポルトガル流。“カフェ”という言葉自体が“エスプレッソ”のことを指すポルトガルでは、焙煎がきめ細やかに行われ、濃いエスプレッソでも苦味が少なく、まろやかな味わいが特徴。気になる方は、ポルトガル国内シェアNo.1のDELTA社の高級品「プラチナ」で確かめてみては?
6:【南インド】ミルクとお砂糖たーっぷり! 濃くてマイルドな泡立ちコーヒー
チャイが有名なインドでも、南部地方ではコーヒーが日常的に親しまれています。南インドのコーヒーの特徴は、甘くて濃くてミルクたっぷり。そして、それを泡立たせて飲みます。作り方は簡単。なるべく濃い(できれば煮詰めた)牛乳と濃く淹れたコーヒーを半々で合わせ、甘めに砂糖を混ぜたら、高い位置からカップめがけて注ぎ入れます。こうすると空気を含み、口当たりやわらかくとってもマイルドになります。一度お試しあれ!
7:【マレーシア】マーガリンと砂糖をプラス! 国民的飲料の「ホワイトコーヒー」
マレーシアでは、豆の焙煎時にマーガリンや砂糖を加えるのが一般的。真っ黒に焦げた豆で淹れるコーヒーは、独特の香りと風味が楽しめます。そんなマレーシアでスターバックス的存在の人気店が『OLDTOWN』です。人気は焙煎時に加えるマーガリンと砂糖を抑えめにした「ホワイトコーヒー」。まろやかでコクがあり、香りもマイルドなコーヒーは、スティックタイプのインスタントも販売され、マレーシア土産としても定番です。
8:【ミャンマー】希少だからこそチェック! 手摘みのアラビカ種豆ドリップ
南アジアの最北にあるミャンマー。“コーヒーベルト地帯”と呼ばれるコーヒー豆が生育する赤道直下の南北回帰線に位置し、生産量は年間約8000トンと少ないながらも、徐々に輸出国を増やしている注目株です。まだまだ日本では希少な存在ですが、手摘みされたアラビカ種の豆を使ったドリップコーヒー「黄金のミャンマー」は通販で入手可能。酸味が少なく口当たりの良い一杯でブレイクしてみませんか?
※掲載情報は 2016/07/24 時点のものとなります。
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