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醸造酢や植物油に、カツオや昆布の風味なども加わる
高知県安芸市は、高知市や空港の東方にある人口約17000人といった小さな市で、林業や製炭業、海運業などが基幹産業であるほか、三菱グループの前身である三菱財閥の創立者である岩崎弥太郎の出身地としても知られています。そんな安芸市の国道55号線沿いに、1軒の洒落たレストランがあります。それが『chez nous(シェ ヌウ)』。経営は同じ敷地内にある「有限会社 安岡重機」という企業。一般貨物自動車の運送やクレーン等のリース、一般建設業を営んでいましたが、レストランも始めたというわけ。他にも、木質バイオマス加工など様々な事業を展開されていて、まさに高知県の産業に貢献しています。店内は木目を活かしたテーブルが並び、奥には暖炉もある素敵な空間。高知県では珍しく、スープカレーが人気で、他にもカフェとしても利用できるアットホームな1軒です。
パスタやぶっかけうどんなどにもぴったり
そんな『chez nous』でサラダにかけていたドレッシングが大評判で、ついに商品化されました。その名も「ガーリックチップ入り万能ドレッシング」。醸造酢と植物油がメインのドレッシングなのですが、ほんのりとしたフルーティーな味わいが伝わってきます。さらにガーリックチップ入りなので、奥行きのある香ばしさが加わっていて、特にサラダなどでは素材本来の美味しさを引き立てますね。でも、ここまでなら他のドレッシングと同じなのですが、これ「万能」と謳っているだけあって、パスタやぶっかけうどんなんかにもぴったり。というのは、カツオ節や昆布だしも原材料なのです。そのため、和のテイストが重なり合うので相乗効果でなんにでも合うというわけ。まさに万能!ぜひ試してみて欲しいドレッシングです!
※掲載情報は 2016/07/09 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。