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見た目はパンケーキのよう!
前回、ザールラント地方に伝わるバーベキュー「シュヴェンカー」をご紹介しました。(http://r.gnavi.co.jp/ippin/article-6719/)。
今回も引き続き、ザールラントの伝統料理「ディッベラッベス」という、じゃがいも料理をご紹介します。
「ディッベラッベス」はもともと“定義できないもの”という意味がありますが、じゃがいもをすり潰して作るこの料理はパンケーキのようにも見えますし、ソースを付けるとお好み焼きのようにも見えるかもしれません。ドイツの西ラインラント地方でしか食べられない料理で、アップルムースにつけて昼食に食べられる事が多いです。ベースとなるタネはいつも冷蔵庫に常備されている事が多く、たまねぎ、にんにく、ねぎ、角切りベーコン、スパイス、ハーブなどを混ぜ込みながら作ります。レシピは非常にシンプルなのでご家庭でも簡単にできます!ザールラント地方ではアップルソースが主流ですが、お好み焼きソースやウスターソースなどを付けて食べてみてもおいしいかもしれませんね!
【材料(4人分)】
じゃがいも:(2キロ)
たまねぎ:(2個)
にんにく:(1個)
ねぎ:(2本)
角切りベーコン:(250g)
たまご:(2個)
塩こしょう
ハーブ:(パセリ)
【作り方】
1: 生のジャガイモをすりおろしたものに、細かく刻んだ玉ねぎ、細かく切ったベーコンやにんにく、ねぎ、卵を混ぜて練ります。
2:よく練った生地を厚手のフライパンで蓋をして、中火で焼きます。焦げやすいので、こまめにチェックする事をおすすめします。
3:30~40分程度したら、蓋を開けて焦げ目をつけます。
4:お好みのソースを付けて出来上がりです。
※掲載情報は 2016/07/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ連邦共和国大使館
駐日ドイツ連邦共和国大使館は、日本におけるドイツ政府を代表する機関です。ヨーロッパの中心に位置しているドイツと日本は、去る2011年、外交関係を樹立してから150周年という節目を迎えました。そして、今後も互いに両国が協力し合いながら、現在の友好関係を保ち、またより深めながら手を取り合って未来へ向かっていこうという思いをこめ、「ドイツと日本-ともに未来へ」というモットーの下、日本の皆さんにより深く、広く、ドイツを知ってもらうべく、様々な形で活動を行っています。こちらのサイトでは、ドイツの伝統や郷土・食文化についてお伝えします。