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7月1日から販売のウェスティンホテル東京「ペストリーブティック ウェスティン デリ」の新商品「サマーフルーツゼリー」がおいしい。まず見た目にテンションが上がる。キラキラ涼やかでみずみずしさが伝わってくる。ズラリと並んだ7種類には「どれ食べようかな〜」って選ぶ楽しさがあるし、お腹が許せば「あれもこれも」といくつも食べたくなる。で、実際に食べたらなんておいしいの！
ミックスフルーツ
果物の種類が一番多く入ったミックスフルーツ。フレッシュなブルーベリー、ライチ、パイン、キウイ、ラズベリー、桃、アロエ、クリアなレモンゼリー。名前はシンプルですが、選抜された果物たちはかなりハイセンス・ハイクォリティ。爽やかなレモンゼリーでおいしさが一層引き立っています。
ライチゼリー＆アロエ・アプリコット
柔らかなグラデーションカラーが上品な見た目。食べたら、ぷるんっ。期待を裏切らない食感に、つい頬がゆるんじゃう。特筆は酸味の入り方と妖艶さ。アプリコットだけではまぁるい味になりそうですが、ライチゼリーとアロエで爽やかさとオリエンタルな印象が高まります。アロエはビタミンの豊富さでも知られ、ライチは楊貴妃が愛した果物。となると、なんだか美肌効果にも期待ができそう。大人女子には嬉しい限り。
パイナップル・パッションゼリー＆メロン・キウィ
メロンとキウイを一緒に食べると、気分がスーッとリラックスする感じ。香りもいい。メロンの香りは香水に使われるほどの人気ですしね。メロンもキウイも身体をクールダウンさせてくれるので、火照った身体や高ぶりがちな神経を癒してくれそう。お風呂上がりや夜のデザートにもおすすめです。
メインの果物に何をプラス？ここが鈴木シェフのハイセンス
僭越ながら感じることを書くと、鈴木一夫シェフのスイーツがハイセンスと定評があるのは、「ありそうで無い組み合わせ」つまり「メインに何を加えるか、何を引くか」のさじ加減が絶妙だから。シンプルすぎない、ゴチャゴチャしない。半歩先行くような洗練さがあるんです。7種どれを食べても、裏切りのないおいしさです。
ゼリーって、今やホテルでなくてもどこでも買えるデザート。でもこれを食べたら、まったく違う上質さと、その味を知った大人の喜びがあるはず！
※掲載情報は 2016/07/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
里井真由美
2012年食専門家として独立。グルメ誌で連載開始、世界15カ国以上のレストランに着物で伺うスタイルが話題に。テレビ番組はコメンテーターやグルメレポート等２年間で70以上に出演。現在「jcom街声！グルメランキング」レギュラー出演中。
最近では講演、大学講座、コンテスト審査員、日本の食文化を高めるべく海外のクールジャパンセレモニー出席や、お米の世界大会審査員等国際的に活躍の場を広げ、2015年ミラノ万博日本館のオフィシャルサポーターにも任命される。
＜兼任＞
◎（社）日本ソイフードマイスター協会顧問
◎ 日本の食の親善大使「食のなでしこ」
◎ 米食味鑑定士、唎酒師、オリーブオイルソムリエ
◎ ASEAN食のコンシェルジュ
◎ 「たべあるキング」和食・フレンチ・アジアン担当
【テレビ出演】
■NHK「美の壷」■テレビ朝日「関ジャニの仕分け」■日本テレビ「メレンゲの気持ち」■フジテレビ「笑っていいとも」■TBS「花まるマーケット」他
