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箱根湯本駅より徒歩2分と交通便利な立地もGOOD
全国各地に温泉があり、温泉まんじゅうが売られています。僕もいろんな地域で見かけると購入して、餡の甘さやつぶつぶ感などの違いを楽しんだり。比べると結構違うのです。好みもあると思いますが、その中でも僕的に一番人気の温泉まんじゅうが箱根にあります。場所は箱根湯本駅を出たまさに正面というかメインストリートの、様々なお土産店などが並ぶ一画。駅より徒歩約2分。創業1900年の老舗『丸嶋本店』が、それです。もともとは少し先の横浜銀行あたりにあったそうですが、昭和40年後半に道路拡幅となりこちらへ越してきたとか。「温泉まんじゅう」は、店内で作られていきます。売り場の後ろ側というよりも、工房がメインでその前にカウンターがあるって感じ。
温泉まんじゅうには、白と茶のバージョンあり
そんな店内で練り機から出てきたまんじゅうを、ひとつずつ手作業で並べていきます。白のほか、茶色もあり。それらをこの機械で蒸すこと数分。出てきた熱々のおまんじゅうに、今度は焼きゴテでひとつずつ「箱根丸嶋」と描かれた刻印を押していき、箱に入れて完成です。10個入り、16個入り、25個入りなど箱バージョンも3種類。1個からでも購入可能。こちらは、中に“こしあん”が入っているタイプです。これがまた、優しい甘さでしっとりとしていて、美味しい!白と茶は、好みもありますが、僕は茶色のほうが好きかなぁ。よく温泉まんじゅうというと、凄く茶色い見た目のってありますよね?あれ、けっこう、色付けしているんです。でもこちらは、黒砂糖の自然な茶色なので、淡い感じの仕上がり。もちろん熱々をすぐに味わうのもいいですが、常温で頂いても旨みが凝縮した感じでイケます。日本茶と一緒に味わうのが、ベストです!
※掲載情報は 2016/06/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードジャーナリスト
はんつ遠藤
東京在住。早稲田大学教育学部卒業。海外旅行雑誌のライターを経て、テレビや雑誌、書籍などでの飲食店紹介や、飲食店プロデュースなどを行うフードジャーナリストに。ライターとして執筆、カメラマンとして撮影の両方をひとりでこなし、取材軒数は8000軒を超える。全国のご当地グルメの知識と経験を活かし、ナムコのフードテーマパーク事業にも協力し、現在、東京・大手町のご当地やきとりテイスティングパーク「全や連総本店 東京」の名誉館長も務める。『日経トレンディ』にてトレンドリーダーにも選出。「週刊大衆」「JAL(Web)」などに連載中。また近年は料理研究家としてTVラジオ雑誌などで創作レシピを紹介している。著書は『はんつ遠藤のうどんマップ東京・神奈川・埼玉・千葉』(幹書房)、『おうちラーメンかんたんレシピ30』『おうち丼ぶりかんたんレシピ30』『全国ご当地やきとり紀行』など25冊。