お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

記事詳細


紹介している商品


お花野菜エディブルフラワーとの出会いは西武ドームで開催された、国際バラとガーデニングショウ2016。


今年は私が野外フードコートのフードプロデュースをさせて頂き、その中でエディブルフラワーを使用したメニューを提供しておりました。

 

私のメニューを召し上がったお客様が、「知人にエディブルフラワー生産者が居ます」とご紹介くださいました。

 

東京都清瀬市の横山園芸は横山直樹さんが代表をつとめる園芸さんです。

 

 

以前から、よくエディブルフラワーはお料理で使っていたけれど……。横山園芸さんの、エディブルフラワーをはじめて見たときに驚きました。

 

加工なしで、この鮮やかな色。
ひとつひとつが美しい花びら
鮮やかな彩り、華やかなお花の香り。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

パンジーはよく流通しているけれど、フリルパンジーのエディブルフラワーは珍しい。


横山さんのエディブルフラワーは、ほかに流通しているエディブルフラワーに比べてお花の香りがとても強い。

 

ふんわりと、優しく、香る。


香料のお花の香りではなくて本物のお花の香りってこんなにも、心地よい香りなんだなぁ~とお花の良さを再確認しました。

花器にみたてたプラスチックケース

そして……、

 

注目すべき点は、お花の美しさだけではありません。

 

注目すべき点は、ここ。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

「ふだん売られているエディブルフラワーって、パックにぎゅうぎゅうで……、可哀想でしょう、お花が。潰れたようになってしまう。」

 

横山さんのお花野菜エディブルフラワーは、プラスチックカップが深く(高さがある)、まるでブーケを束ねたかのように10輪がまとめられて入っていました。

 

茎も長めだから、カップの下に水をはって……、花瓶にお花をさすように保存ができるのです!

 

保存するには、こうして水をパックにはって……。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

「コットンを外して、切り口を少しでも切ると100点ですね!(笑)

 

コットンを外さず、そのまま水をいれるだけでも、80点(合格)

 

僕の花はパックの中に水を入れ、5度の冷蔵庫に入れれば、最大3週間持ちます。」

 

と横山さん。

 

お花を大切に、大切に育てていらっしゃるのだろうな。

 

プラカップや、10輪という数にも横山さんの気持ち、お花への愛情が伝わりますね。

清瀬の横山園芸さん

あまりにも素敵なので、横山園芸さんに伺いました。

 


お花野菜エディブルフラワーは、無農薬で防虫ネットをしっかりと張ったビニールハウスで育てられていました。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

伺った6月初めには、フリルパンジー、ビオラ、ナスタチウム、ペチュニア、ナデシコ、ベゴニアなどのお花野菜が育てられていました。

 

横山園芸の代表をつとめる横山直樹さんは、NHK趣味の園芸の講師や、オリンピック選手への贈花も生産されていて、15代も続くいわば園芸界のサラブレッドです。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

横山さんにお花野菜エディブルフラワーについて教えていただきました。

 

防虫対策では、なんと!牛乳(アブラムシ対策)と焼酎(殺菌)とでんぷん(アブラムシの羽が飛べなくなる)が効果的だそう。


食べられるものを農薬の変わりに使用しているので安心、安全ですね。

 

お花野菜エディブルフラワーは、トマトと一緒に植えても大丈夫!こちらはcoeur de boeuf(牛の心臓)という名前のフランスのトマトとマリーゴールド。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

コンパニオンプランツといって、一緒に栽培することでお互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる植物があるのだそう。

 

マリーゴールドが虫を寄せ付けないので、トマトも無農薬で育てられるのです。


マリーゴールドは菊の花のような味と香りです。


パンジーと、イタリアントマトサンマルツァーノ。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

太陽のトマト、サンマルツァーノは加熱調理用の伝統的有名品種です。


ナポリの人が喜ぶ、本場のトマト!


イタリアでは、サンマルツァーノの完熟トマトを収穫して缶詰にして保存します。


ナスタチウム。和名はキンレンカ。フランス語ではキャプシーヌ。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

葉っぱはよくフレンチやイタリアンなどレストランでも使われていますね。


マスタードのようなワサビのようなピリリとした辛味がおいしい。


仲良しのフレンチシェフが「キャプシーヌはフランスでも使ってました。バターにも負けないのでソースにも使えるよ。」と教えてくださいました。

 

ベゴニアは、プラムのような酸味が美味しいのです。花びらだけではなく葉も食べられてサクサクシャリッとした食感がします。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

お花野菜エディブルフラワーは、美しいだけではなくお野菜と同じように栄養もたっぷり。


ファイトケミカルもお花に含まれているので、アンチエイジング効果もあるそうです。


飾って可愛い、香りで癒され、盛りつけると華やか、食べて美味い、身体にも良いと……いい事尽くし!

 

おもてなしやパーティ料理にもぴったりですが、毎日の食卓ではサラダやヨーグルトに添えています。


パンやサンドイッチに添えてみるのもおすすめです。

お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」

既に、有名フレンチレストランのシェフたちが、横山さんのお花野菜エディブルフラワーをお使いになられはじめました。


食卓を彩る華やかなお花野菜エディブルフラワーで、笑顔がうまれること、喜ばれること間違いなし!だと思います。

 

©Yosuke Akiyama

 

横山園芸 横山直樹さんフェイスブックページ

https://m.facebook.com/naoki.yokoyama.7

※掲載情報は 2016/06/21 時点のものとなります。

  • 7
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
お花を五感で楽しむ!1つ1つの花びらが本当に美しい「お花野菜エディブルフラワー」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

三神さやか

料理家/フードアナリスト/ライター

三神さやか

料理研究家/フードアナリスト/フードコーディネーター/食育インストラクター/ライター

料理家アシスタント、和フレンチ料理店勤務を経て、料理学校にてフードコーディネーターを学ぶ。
経験を積みフリーランスとなる。
その後も、星付き懐石料理人・フレンチシェフに学び、スキルアップを続ける。

企業のレシピ考案、商品開発、審査員、食育活動をはじめ、飲食店のメニュー考案・レシピ監修など。
本・雑誌・webコラム執筆、食のライター。
テレビやラジオなど、多岐にわたり食の分野で活動の場を広げている。

WFP国連世界食糧計画チャリティーパーティーのスタッフを務めるなど『食』を通じて人が笑顔になる活動をしている。
心にも身体にも優しく、内側から健康で美しくなれるレシピ考案や食育レシピを提案中。

elle a tableオンラインレシピ掲載中
http://m.elle.co.jp/atable/cooking/list-c-author-Mikami_Sayaka

webマガジン ANGIE 毎月掲載中
http://angie-life.jp/author/saya103/

次へ

前へ