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手土産をお渡しする時、これにはこういう歴史があって、こういう意味があって、などを渡す相手に伝えられたら、貰う人もちゃんと考えて手土産を選んでくれているんだなという印象を持ってくれます。そこで今回は、ひとつひとつ意味をちゃんと説明できるスイーツを3つご紹介します!
1:博多伝統工芸品からヒントを得たスイーツ
国が指定した福岡の伝統的工芸品「博多織」。その博多織は「博多五色献上」と言われる、青、紫、赤、紺、黄の五色の献上博多織を江戸時代に筑前藩主黒田長政が幕府に献上して語り継がれてきました。それぞれの色に意味があります。
青は仁:愛、慈しみ、思いやりの心、慈悲の心。
赤は礼:礼節を重んじる、辞譲の心、謙虚に、社会秩序に従い、人を敬うこと。
紫は徳:利欲に囚われず、すべきことをすること、人の生きる正しい行い。
黄は信:信頼、信仰、自分を信じ、人を信じる心。うそをつかない、約束を守ること。
紺は智:考え学ぶ力、是非の心、知識や経験を通じた正邪の区別ができる知恵。
博多織の色を使って作られた「博多こいし」。味は、抹茶、紫芋、いちご、きなこ、和三盆。色に近づいた味で、歴史と意味を思いながら食べる。そんな時間をぜひ過ごしてみてください!
2:幸せの象徴を象って作られたクッキー
福を呼ぶ苦労知らずなフクロウ、「おめでたい」の代名詞の鯛、苦労もぴょんと飛び越えるウサギなど、ひとつひとつ意味がある動物を象って作られた「幸福のお守りサブレ」は、箱を開けたとたん、「わ~っ」「きゃ~っ」と歓声が挙がること間違いなしの可愛さです。パッケージも上品で、和菓子のようでもあります。サブレも和三盆を思わせるお味なので、緑茶や抹茶にも合います。
3:地層好き達の思いが詰まったスイーツ
よほどの地層好きでないと考えつかない「ジオ菓子」。ジオガシ旅行団は、伊豆のいろいろな場所にちなんだ溶岩や地層などに似せたお菓子を作り、まず興味を持ってもらい、それから現地に足を運んでもらおうという体験型のお土産を作っています。さまざまな地層がスイーツになっているので、これから夏休みの自由研究にも役立ちそうです!
※掲載情報は 2016/06/05 時点のものとなります。
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