ワイングラスで乾杯!花酵母で造られたフルーティーで華やかな新しい日本酒

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2016/06/05 公開

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ワイングラスで乾杯!花酵母で造られたフルーティーで華やかな新しい日本酒

フルーティで女性や日本酒初心者も虜に

ワイングラスで乾杯!花酵母で造られたフルーティーで華やかな新しい日本酒

10年近くも前の話ですが、新人CA時代、20歳になったばかりの私は、仙台でキャプテンや先輩に薦められ、初めて発砲日本酒をいただきました。「こんなに美味しくて可愛らしい日本酒があるんだ!」と感動したことを覚えています。

 

しかしそれからまた遠ざかり、正直申し上げますと、「日本酒はお酒が強い男性が飲むもの」なんてイメージさえ持っていた頃もありました。

 

最近では「SAKE」と海外でも注目され、日本酒BARができたり、日本酒女子なんて言葉を耳にするほどちょっとオシャレなイメージも出てきて、少し気になる存在でした。


そんなタイミングである方に誘っていただき、岐阜県の「布屋原酒造場」という歴史ある蔵の見学をさせていただけることになりました。

 

そこで私は、すっかり日本酒に魅了されてしまいました。

 

「ちょっと待って!!これが日本酒?!美味しい!!」

 

初めていただくお花の酵母から造ったお酒は、ワインのようにフルーティで華やか、それでいて力強さも感じました。

12代目当主が大革命を起こした花酵母のお酒

ワイングラスで乾杯!花酵母で造られたフルーティーで華やかな新しい日本酒

元文5年創業の布屋原酒造場の12代目、現当主の原 元文(もとふみ)さんは、酒造りに欠かせない代々伝わる酵母を、自らも学生時代に研究に携わった花酵母に一新させるという大きな決断をされました。

 

これは相当の覚悟が要ったことと想像します。

 

出来上がったお酒は、その覚悟のような清々しいキリリとした味わい、当主の誠実さと優しいお人柄を写し出すような安心感のある口当たりで、女性や日本酒初心者の方でも受け入れやすいと、すぐに人気が高まり、近年は多くの賞を受賞されています。

 

布屋 原酒造場で使われている花酵母は現在4種類。さくらに、つつじ、月下美人に、菊。


自然界の中でたくましく生き延びてきた花それぞれの特徴をしっかりと持ち、まったく違う香りや表情、味わいを見せてくれています。

 

花酵母は、従来の日本酒に存在する香りや味の個性をより倍増促進する力を持っているそうです。といっても、ただただ主張が強くなったわけではなく、従来のお酒に華やかさや美しさが加わり、親しみやすい味になったという印象を受けました。

大自然に囲まれた歴史ある“布屋原酒造場”

ワイングラスで乾杯!花酵母で造られたフルーティーで華やかな新しい日本酒

原家は聖徳太子に仕えた秦氏の本流。平安時代に藤原姓を賜るが、平氏一族と親交が深かったため源氏に追われ、布をまとって身を隠したことから「布屋」と屋号がついたそう。そして趣ある建物の半分ほどは、地域で起きた2度の大火事をまぬがれ、創業当時のまま残っているのだそう。漢字とカタカナで書かれた注意書きや、土壁の飾りごての跡、創業当時から使われている器具の数々に囲まれていると、タイムスリップしたような気分にさえなりました。

 

水神様と崇められてきた白山を源流にもつ清流長良川沿いの、最北の酒蔵である布屋原酒造場。仕込み水には創業からずっと同じ白山水系の伏流水を使い、地元の米、地元の作り手にこだわった、正真正銘の地酒を造っておられます。

 

こんなにも長い歴史を背負いながらも革命を起こし、豊かで力強い自然を享受したお酒を造る当主の原 元文さんだから、きっと頑固で強面の方なのかと思いきや、とっても穏やかで、ブログやSNSもされる柔軟なお方。元文さんもご子息様の晃大さんも、爽やかなイケメンです。(お写真がないのが残念…)


「女性や今まで日本酒を飲まれなかった方も、日本酒を気軽に手に取ってもらえるようになったら嬉しい。でも酒は嗜好品ですから、その方の好みに合った一本を見つけていただくのが一番です。」と、なんとも控えめで上品なスタンスは、自信と誇りがあるからこそと感じました。


今年の夏は浴衣を着て花火なんて観ながら日本酒を楽しんだり、ホームパーティのおもたせにしたり、ちょっと風呂敷に包んで粋なギフトにするのもおすすめです。

 

和食に限らず、洋食にも合わせやすいフルーティさは、まさに白ワインのよう。きっと日本酒の概念が覆ると思いますので、是非一度お手に取ってみていただければと思います。

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キュレーター情報

渡邊里衛

元CA、企画&ライター

渡邊里衛

20歳からの5年間、日系航空会社にて客室乗務員として国内線/国際線を乗務。その後、女性のサポート側にまわりたいと考えるようになり、都内エステサロンにて施術技術を習得。マーケティング、広報業務を担当。2011年フリーランスに転向し、月刊婦人誌VERYにて、ファッション、美容、健康、食、ギフト、子ども服など、幅広いジャンルについて執筆中。現在代表を務める団体「CA MAMA+α」には120名以上の元CAと現役CAのママが賛同し、CA目線とママ目線、女性目線を通して、おすすめの情報や日々感じることをブログやFacebookで発信している。CA時代に培ったホスピタリティに、ママとしての優しさや温かさが加わり、メンバーたちと日々情報を交換し、多方面で活動中。現在自身も妊娠中。一般社団法人CAネットワーク「CAN」キュレーターとしての活動もスタート。CAN:エアラインの垣根を越えた、世界を飛び回ってきた私達が、日本の良さを発掘し、それを発信する活動を行う。

■FB:https://www.facebook.com/cannetcan
■WEB:http://c-a-net.com/

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