きれいな蛤の貝殻を開けると、寒天で固めた琥珀羹が現れる夏の涼菓

きれいな蛤の貝殻を開けると、寒天で固めた琥珀羹が現れる夏の涼菓

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琥珀色の見た目も美しい和菓子は、冷たく冷やしていただく涼菓

きれいな蛤の貝殻を開けると、寒天で固めた琥珀羹が現れる夏の涼菓

京都にある「御菓子司 亀屋則克」さんの「涼菓 浜土産 (はまづと)」は、見た目が蛤そのままの和菓子。

 

檜葉(ひば)をあしらった磯馴籠(そなれかご)に入った蛤の貝殻を開けると、琥珀色の寒天の中に味噌風味の浜納豆が一粒入っていて、この塩っ気が見事に味のアクセントとなっています。

 

この和菓子のいわれは、海岸から遠く離れた京の町において、見るからに海辺のお土産の如く真夏でも日持ちするお菓子をと、「御菓子司 亀屋則克」さんの初代が考案されたのだとか。それ以来、長い間、京都で夏の涼菓として受け継がれている涼菓です。

 

よく冷やすと琥珀羹の甘さと納豆の味噌風味が見事に調和して、独特の味が広がります。食べ方としては、貝殻のなめらかな方へ爪を入れて開き、空いた殻ですくっていただくのがおすすめとのことです。

 

販売期間は5月中旬から9月中旬と期間限定販売で、まさに初夏から晩夏にかけて、おすすめの和菓子です。

 

ざるに5個入ったものや、籠に10個・15個入ったものあり、要望に応じてご対応いただけるそうです。京都ならではの季節感を大事にされている和菓子ですので、ぜひ、これからの暑くなってくる時期に、お中元・暑中お見舞い・残暑お見舞いに、また、貝に入っていて縁起が良いのでご婚礼菓子等にもいかがでしょうか。

きれいな蛤の貝殻を開けると、寒天で固めた琥珀羹が現れる夏の涼菓

※掲載情報は 2016/05/30 時点のものとなります。

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キュレーター情報

裏地桂子

ギフトコンシェルジュ

裏地桂子

ギフトコンシェルジュ。クリエイティブコーディネーター。草月流師範。女性誌でライター、コーディネーターとして活躍後、現在は、講演会やトークショー、企業やショップの商品企画、セレクション、ブランディング、プロデユースなどを数多く手がけている。衣食住ライフスタイル全般に精通し、食通・きもの通・京都通でも知られ、テレビや雑誌からの依頼も多く、2012年11月『ソロモン流』(テレビ東京)にギフトコンシェルジュとして出演。著書に『わたし好みのHAPPYデザインギフト100選』(小学 館)、『もの、好き。衣食住をセンスよく楽しむ心得』など多数。9冊目となる近著は『最上級のプチプラギフト100』(光文社)。完全予約制個別指導の草月流いけ花教室(京都・東京)を主宰。

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