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洗練された抹茶のプラリネ
コーヒー・茶類等の通信販売事業を行う株式会社ブルックスが経営する原宿にある「BROOK’S green café」では、コーヒーに合うグルテンフリーのお菓子やサンドイッチのほか、最近は、そんなティータイムをさらに充実したものにしてくれるこのビオの抹茶のプラリネが人気です。
これは、南フランスでビオのパティスリー「BIOMOMO HASHIMOTO」を経営する橋本泰典さんと恵美子さんご夫妻が、ブルックスの有機栽培宇治抹茶を使って作ったプラリネペースト。見た目はかなり抹茶の味がまさっていると思いきや、抹茶の苦みがアーモンドプラリネの濃厚な味わいとからまって、洗練されたテイストとなっています。抹茶以外の原料も有機栽培のものを使用し、食品添加物などは一切使用していません。
プラリネとは、焙煎したアーモンドをキビ砂糖と合わせてキャラメリゼしたものをペースト状にしたものですが、そこに抹茶風味を取り入れたこの商品は、パンに塗っていただいたり、お菓子の生地に混ぜて焼いたり、ムースなどに潜ませたりと、工夫しだいで様々な使い方ができます。
今回はミルクに混ぜて、アーモンド風味のマッチャ・オ・オレを試してみましたが、プラリネのコクと抹茶の爽やかな味が融合。初夏にぴったりのドリンクとなりました。
この抹茶のプラリネ、カフェで先行販売したところ人気だったためブルックスの通販でも発売されることになり、現在は「BROOK’S green café」とブルックス通販で販売中です。
「BROOK'S green café」
東京都渋谷区神宮前6丁目4-1原宿八角館ビル1F・B1F
9:00~21:00(L.O 20:30)
※掲載情報は 2016/05/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フランス菓子・料理研究家
大森由紀子
学習院大学文学部仏文科卒。パリ国立銀行東京支店勤務後、パリのル・コルドン・ブルーで、料理とお菓子を学ぶ。パリ滞在中、ツール・ダルジャン、アンブロワジー、アルページ、フォション、ホテル・ニッコーなどで修業し、ピエール・エルメやジャン・ポール・エヴァンとともに仕事をする。フランスの伝統菓子、地方菓子など、ストーリーのあるお菓子やフランス人が日常で楽しむお惣菜を、メディアを通して紹介している。目黒区祐天寺にてフランス菓子と惣菜教室を主宰。フランスの伝統&地方菓子を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の理事。「貝印スイーツ甲子園」のコーディネーター、「世界50ベストレストン」の審査員、ル・コルドン・ブルー卒業生代表を務める。毎年、フランスの地方の食を訪ねるツアー、サロン・ド・ショコラツアーを開催。主な著書:「フランス地方のおそうざい」「私のフランス地方菓子」「パリ・スイーツ」「フランス菓子図鑑」など30冊以上。