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紹介している商品
パンにもご飯にも、そしてお酒のつまみにもぴったりな逸品。このサイトをご覧いただいている皆さんは、きっと興味があると思います。今回は、フードアナリストとして活躍中の知人からのオススメをご紹介します。
ご紹介するのは、誰が呼んだか「日本海のアンチョビ」とも言われる、「金香(こんか)いわしのオイルソース」。石川県の能登(のと)地域で作られている常備菜です。瓶のデザインがどことなく北欧っぽくて、可愛らしいのです。
この商品の原材料のメインとなっている「こんかいわし」は、もともとは、米糠(こめぬか)に漬けたいわしのことだそうで、そこから「米糠(こんか)いわし」と呼ばれていたようです。能登の発酵食文化の象徴的な香りである、米糠を炒った香りは金と同等の価値があるとされ、そこから「金香いわし」という字をあてたそうです。
厳選されたシンプル素材
実際にふたを開けてみると、その「金香」の字が大袈裟でないことがわかります。
瓶に詰められたいわし同様、金色に輝くオリーブオイルが目に入るのと同時に、香草がフワッと鼻孔をくすぐります。原材料は、オリーブオイル、いわし、米ぬか、米麹、食塩、唐辛子、ニンニク、生姜、ピンクペッパー、香草、胡椒だけ。シンプルなものだけで、その他、余分なものは一切入っていません。
おすすめの食べ方
ホカホカのご飯に乗せて食べるのはもちろん、上の写真のようにバゲットなどにもよく合います。
私は、お酒のお供につまんだりしています。ワインは言うまでもなく、ビールにもぴったりです。ついつい食べ過ぎてしまうのですが、オリーブオイルは身体にいいからと、自分を納得させています(笑)
紹介してくれた知人曰く、このオイルソースは「バ―ニャカウダ」のソースとして新鮮な野菜と一緒に食べたり、ポテトサラダに和えるのもオススメとのことです。
もうひとつの金香いわし
実は、この「金香いわしのオイルソース」には姉妹品があります。その名も「金香いわしの炙り荒ほぐし」。こちらは樽の中で発酵させて旨味が凝縮したいわしを焼き、瓶に詰めた商品です。これがまた日本酒のつまみとして重宝するんです。
なお、この「荒ほぐし」は、上記に挙げた通り日本酒のつまみにそのまま食べるのはもちろん、メーカーである柳田食産株式会社さんのホームページ(http://www.notono.jp/recipe/konka-aburi/)に載っている“金香寿司”や、お茶漬け、おにぎりにすると、身がちょうどよい感じに柔らかくなり、また違った食感が楽しめると思います。僕はまだ試してないですが、ツウの人はクリームチーズと和えたりもしているようです。
味の評判が認められ、能登の有名な旅館にも採用されているnotonoブランドの「金香いわしのオイルソース」や「金香いわしの炙り荒ほぐし」。自信を持ってオススメする逸品です。品切れになる前に、ぜひ試してみてください。贈り物にもぴったりですよ。
※掲載情報は 2016/05/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
プロデューサー
小祝誉士夫
大学卒業後、5年間のインドネシア勤務を経て、2004年から株式会社TNCの創業メンバーとして広告・マーケティング業界に従事。2008年に同社、代表取締役社長に就任。70カ国100地域在住500人の日本人女性のネットワーク『ライフスタイル・リサーチャー』を主軸とした海外リサーチ、マーケティング、PR業務のプロデューサーとして現在に至る。2011年にTNC Bangkok、2014年TNC Jakarta(インドネシア)、TNC saigon(ベトナム)を設立。多摩大学/経営情報学部・非常勤講師。