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レピス・エピスをご存知でしょうか?
レピス・エピスは、日本初のスパイスブティックです。馴れ親しんだ香りからちょっと珍しい香りまで、なんと120種を超えるスパイスを1g単位で販売してくれます。
ブティックでのスパイス選びは、まるで色鮮やかな洋服を選んでいるかのよう。無農薬や低農薬で作られたヨーロッパ基準の高品質スパイスを取り扱っているため、豊かな香りと目が覚めるような色彩を楽しむことができるのも特徴です。
そんなレピス・エピスですが、販売しているのはスパイスだけではありません。
今回は、なかなか目にすることのない殻付きアーモンドをご紹介いたします。
「剥く」を楽しむ。美味しいを見出す。
皆さんはアーモンドの殻をむいたことはありますか?
すでに中身がむき出しの状態で袋詰めされていることがほとんどかと思います。
わざわざ手間のかかる殻付きを選ぶのはどうして?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
殻を剥いた状態のものをローストしている普通のアーモンドとは違い、殻付きの状態でロースト、味付けをしているため、中の実が通常のものより少し白くてアーモンドそのものの香りが強く感じられます。
香ばしいだけではない、本来のアーモンドの旨味を存分に感じられるのが魅力の1つです。
殻についた絶妙な塩気がたまらない!
アーモンドの殻自体に付いているなんとも言い難い塩辛さが、「もう一つ、もう一つ」と殻をむく手が止まらなくなってしまう理由なのかもしれません。
さやについた塩気を感じながら食べる枝豆が美味しいのと同じことでしょうか。
この感覚、是非皆さんにも一度お試しいただきたいのです。
蓋を開けたときに広がるナッツのアロマは、スパイスに負けず劣らず私たちの心を癒してくれることでしょう。
※掲載情報は 2016/05/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家/国際中医薬膳師
西岡麻央
大手航空会社客室乗務員として国内線・国際線を乗務。不規則な生活が続く中で、身体に極力負担をかけない生活を意識するようになる。特に直接身体に影響を与える“食”に対して強く興味を持つ。2014年に航空会社を退社してからは、井上絵美主宰、食のプロを育てる学校エコールエミーズにて料理の基礎からおもてなしの演出まで、様々な観点で食について学ぶ。(社)日本フードアナリスト協会主催、日本の食・食文化を世界に発信する親善大使「2015年度食のなでしこ」入賞。現在はラジオ出演や、レシピ考案、和菓子メーカーの商品開発等に携わっている。世界中を飛び回るキャビンアテンダントがおすすめする女性のための総合情報サイトCA Media にて、客室乗務員時代に培った知識をベースにコラムを執筆中。FSPJ食空間関連コーディネーター。