記事詳細
紹介している商品
地域や季節を体感できる魅力に溢れた“体験型旅館”
全国各地に多彩なブランド展開をする星野リゾート。ブランド毎に様々なコンセプトをもたせている。全国13カ所に展開する「界」は、日本初の温泉旅館ブランド。現代に合った和のくつろぎを感じる空間は、地域や季節を体感できる魅力に溢れた“体験型旅館”ともいえる。
日本旅館特有ともいえるスタッフサービスには、時に鬱陶しさを感じるが、星野リゾート 界 のソフィスティケートされた距離感は抜群。一朝一夕には作れない“おもてなしの心”を随所に感じる。
そんな星野リゾート 界 で、素敵なパッケージを見つけた。
まずは『界のかりんとう』。旅館、伝統というワードにマッチするシンプルなお菓子だ。ほうじ茶味と抹茶味のバリエーション。ほうじ茶は、口に含むとほうじ茶の香ばしさを感じつつも甘すぎない大人の味わい。一方の抹茶はやさしい味わいで、いずれも日本茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも合いそうだ。和の中に新しさを感じる。界 のイメージにピッタリと言えるだろう。
そして『界のこんぶうめ』。界の朝食で供される一品だ。おいしい出汁(だし)となっている肉厚な真こんぶに、鰹節と梅を加え上品な味わいに仕上がっている。紀州産の梅をメインに、鰹節は鹿児島枕崎産のかつお削り節(荒削り)を使用。ごはんのお供にピッタリ。ゲストからおかわりの声がよくかかることから、家庭でも食べられるようにと用意された、界のおもてなしが詰まった一品だ。
星野リゾート 界 のおもてなしを、お土産にして自宅へ持ち帰りができるとは、何とも贅沢だ。
※掲載情報は 2016/04/28 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ホテル評論家 旅行作家
瀧澤信秋
ホテル評論家、旅行作家。All About公式ホテルガイド。ホテル情報専門サイトHotelers編集長。日本旅行作家協会会員。日本を代表するホテル評論家として、利用者目線やコストパフォーマンスを重視する取材を徹底。その忌憚なきホテル評論には定評がある。フィールドは、ホテルステイからホテルグルメ、ホテルにまつわる社会問題までと幅広い。テレビやラジオ、雑誌などへの露出も数えきれず、業界専門誌への連載も手がけるなどメディアからの信頼も厚い。また、旅行作家としても旅のエッセイなど多数発表、ファンも多い。2014年は365日毎日異なるホテルへチェックインし続ける365日365ホテルを実践中。「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)として上半期のホテル旅の記録をホテルガイドも兼ねて上梓した。著書に「ホテルに騙されるな!プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)などがある。