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いちごと餡の甘くてジューシーな出会いを楽しむ
もっちりした餅の食感と豆の塩味、そして餡の甘さにたたみかけるような、苺のジューシーな甘酸っぱさ。いまでは和菓子店のみならずコンビニでも購入することができる「いちご大福」ですが、この大福と苺の絶妙な組み合わせを最初に閃いた人ってスゴイと思いませんか?この、当初は誰もが思いつかなかったような斬新な発想で「いちご豆大福」を生みだし、世間を魅了したのが『大角玉屋』さん。昭和60年に同店3代目の発案によって商品化されたのがはじまりなのだそうです。
そんな“元祖”いちご豆大福は、老舗ならではの奥深さと、目が覚めるようなフレッシュ感を持ちあわせているから面白い。豆大福らしいツブツブした食感の後に広がるジューシーさ、つぶ餡のほっこりした甘さを包み込む苺の心地よい酸味……口のなかで古き良き伝統と革新的な挑戦がぶつかったかと思うと、余韻には驚くほど優しい調和をもたらします。
良質な国産素材にこだわり、保存料など添加物は一切加えず、シンプルな素材でひたむきに作り続けられている『大角玉屋』のこだわりのいちご豆大福。こちらを味わうことで、固定概念にとらわれない柔軟な発想が生まれてくる気がします。
※掲載情報は 2016/04/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ワイン研究家 株式会社食レコ 代表取締役
瀬川あずさ
聖心女子大学卒業後、施工会社の秘書を務め、多くの飲食店のリーシングや施工業務に携わる。その後、趣味が高じてワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に精を出す。2014年、食に特化したリレーションサービスを提供する 株式会社食レコの代表取締役に就任。ワインスクール「レコール・デュ・ヴァン」新宿校の主幹講師も務め、食やワインを通じた豊かなライフスタイルを発信している。