香り高くとろけるような舌触り!世界各国のグルメから喝采を浴び続けるジャンドゥーヤ

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ピエモンテ州トリノの名産品として有名なヘーゼルナッツを練りこんだジャンドゥーヤチョコレート/ジャンドゥイオット。ボートを裏返したような三角の形と1個ずつ錫箔に包装されているのが特徴で、トリノのみならずイタリアの街のお菓子屋さんでよく目にします。ミルク感たっぷりのチョコレートの味わいの中にヘーゼルナッツの芳ばしさが程よく溶け合い、まろやかで香り高く、とろけるような舌触りが世界各国のグルメから喝采を浴び続けています。それは、まさに一粒で至福感を味わえる絶品チョコレート!イタリア土産としてはもちろんのこと、ここぞという時の手土産にもおすすめしたい逸品です。

ヘーゼルナッツを28%も含むことができる唯一のチョコレート

香り高くとろけるような舌触り!世界各国のグルメから喝采を浴び続けるジャンドゥーヤ

1865年カファレル社は、ヘーゼルナッツとカカオを混ぜ込んだ当時としてはまったく新しいタイプのチョコレートを創り出しました。厳選された原材料と独自の製法を守り続けるカファレル社の「ジャンドゥーヤ」は、ヘーゼルナッツを28%という高い割合で含むことができる唯一のチョコレート。この割合こそが、あのユニークで香り高い世界一のチョコレートの美味しさを決定づける重要な役割を担っています。

 

皆さんは、「ジャンドゥーヤ」の誕生秘話をご存知でしょうか。ナポレオン治世時代の1806年、イギリスを封じ込めるための「大陸閉鎖令」が発令されました。この対抗措置として、イギリスもフランスに対する海上封鎖を実施。そのため、新大陸から運ばれてくるカカオ豆の輸入が激減し、わずかに確保された豆の価格も暴騰。当時フランスの支配下にあった トリノのチョコレート産業は大打撃を受けることになります。とは言え、甘美なチョコレートを渇望する声は日増しに高まっていくばかり。そこで、原価を下げるための策として、地元ピエモンテ地方の特産だったヘーゼルナッツをココアに混ぜ合わせたのが始まりとされています。生産者の知恵から生まれた奇跡のベストマッチだったのですね!

カファレル社 ジャンドゥーヤ

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ちなみに、一般的にジャンドゥーヤ(Gianduja)は、焙煎したナッツ類のペーストとチョコレートを混合した製菓材料のことを指し、ヘーゼルナッツを練りこんだチョコレート菓子は、ジャンドゥイオット(Gianduiotto)-ジャンドゥーヤに縮小辞の-ottoがついた形で「小さなジャンドゥーヤ」という意味-と呼ばれます。

カファレル社 ジャンドゥーヤビター

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このチョコレートをカファレル社が開発して売り出した当時は、ピエモンテ地方の方言である“ジブー”という名前で呼ばれていたそうですが、その後、イタリアで古くから続く仮面即興喜劇の登場人物、酒飲みで陽気な美食家「ジャンドゥーヤ」の名に因み、そう呼ばれるようになったそうです。三角のかたちは、ジャンドゥーヤが被っていた三角帽子をイメージしたもの。厳選されたピエモンテのヘーゼルナッツを28%も含んだまろやかでコクのある香り高いチョコレートは、ジャンドゥイオットを発明したカファレル社の逸品であり、今もなお多くの人に愛されています。

香り高くとろけるような舌触り!世界各国のグルメから喝采を浴び続けるジャンドゥーヤ

こちらは、イタリアで見つけたカファレル社のジャンドゥーヤ。小箱入りのものは、赤の錫箔に包まれていて、ポップで可愛らしく、イタリア土産にぴったり。

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こちらは、カファレル社で人気のチョコレートをアソートしたキュートなオリジナルギフトセット。蓋を開けた瞬間、あまりの可愛らしさに思わず笑顔になります。

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番外編のこちらは、同じくトリノで150年の歴史をもつ老舗カフェ「バラッティ&ミラノ(Baratti & Milano)」のクラシカルなジャンドゥイオット。

 

イタリアでは、日本でお目に掛かることの少ない老舗のジャンドゥイオットにも出逢えるチャンスがたくさんあります。是非、イタリアをご旅行される機会がありましたら、旅の楽しみのひとつとして、お好みのテイストや珍しいパッケージのジャンドゥイオットを見つけてきてくださいね。

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※掲載情報は 2016/04/12 時点のものとなります。

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キュレーター情報

依田早苗

コーポレートコミュニケーションズ

依田早苗

社長秘書を経て、2019年より同企業にて広報を担当。約10年に渡る海外生活で養った国際感覚と社交性、持ち前の好奇心とバイタリティーが強みです。
趣味は、ワイン、ゴルフ、アルトサックス、旅行etc.。ホームパーティを開いたり、イベントを企画したり、とにかく楽しいこと、人が大好きです。
プライベートでも幅広い層の方とのお付き合いがあるため、モノを贈ったり贈られたりすることもしばしば。
そんな私の手土産・おもたせ選びのこだわりは、気を遣いすぎず、それでいてキラリとセンスが光るもの。秘書時代と現在では、贈る相手やシチュエーションも異なりますが、いつも贈る相手が笑顔になってくれるようなモノ選びを心掛けています。特に皆んなを笑顔にする魔法を持つ美味しいものには、常にアンテナを張っていたいですね。

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