長崎だけで大人気!シースクリームの謎に迫る!

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長崎では知らない人はいない!名物ケーキ

いちごのショートケーキ、チーズケーキにモンブランなど、昔から定番中の定番として位置づけられているケーキっていくつかありますよね。今回ご紹介するのは、長崎だけで超メジャーな“シースクリーム”というもの。ド定番なのに他の地域では全く知られていないケーキです。

 

地元の人に尋ねてみると、「ショートケーキを手みやげに持って来る人がいたら、その中には間違いなく入ってるよ」とか「昔ながらのケーキ屋さんのショーケースには絶対置いてある」などという話が出てきます。

長崎だけで大人気!シースクリームの謎に迫る!

長崎市内で100年以上の歴史を誇る和洋菓子店の『梅月堂』がその発祥の地。梅月堂では「シースクリーム」として販売されていますが、単に「シース」とか「シースケーキ」と呼ぶのが一般的。

長崎だけで大人気!シースクリームの謎に迫る!

シースクリームの特徴は、長方形であること。そして、生クリームの上にのっているのは絶対に缶詰の黄桃とパイナップル。スポンジの間にはさまっているのはカスタードクリームなので、生クリームだけよりさっぱり食べられちゃいます。また、黄桃とパイナップルのちょっとレトロな味わいが、食べたことないはずなのに、何だか懐かしい感じを呼び起こしてくれるんですよ。

 

このケーキは、昭和30年に梅月堂の2代目社長によって生まれました。当時まだ珍しかった生クリームを使ったシースクリームを販売してみたところ、長崎市民の中で話題となり、爆発的ヒットとなったそうです。その後、「名前や形は微妙に違うけれど似たようなケーキ」が広がっていき、現在でも愛されるケーキとして君臨し続けています。一時は、チェーン店の『イタリアントマト』にも置いてあったとか。また、パンや洋菓子の製造販売する九州のメーカーさんでも、20年以上前から「シース」という名前をつけ、九州一円で販売しているそうだが、長崎市内でだけ突出して売れるそうです。

 

ちなみに、“シース”という名前の由来ですが、英語の"sheath"からきており、刀の鞘(さや)という意味。発売された当初のシースクリームは細長いエクレア状でした。それが豆の莢(さや)に似ていたという理由で、その名をつけようとしたところ、英語の"pod"(莢)と間違えて、「シース(鞘)」になってしまったんだそうです。それに気づいたのは21世紀(2005年頃)になってからだという、平和なエピソードもつけ加えておきましょう(笑)。

 

冷凍でもお取り寄せできます!

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梅月堂

※掲載情報は 2016/03/08 時点のものとなります。

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キュレーター情報

椿

ご当地グルメ研究家/日本外食リサーチ&PR協会理事​

椿

日本全国の美味しいモノを世の中に残すために日々奮闘中。「その地域で長く愛されているローカルフード」を探し、そこに如何に根付いているのかを研究。職業は“テレビの中の人”。WEB、雑誌などでも、グルメ情報に関するリサーチ・取材・レシピ提供・寄稿を行っている。耕作放棄地を再び田んぼにして酒米を作り純米酒にする「僕らの酒プロジェクト」に参加。
日本外食リサーチ&PR協会理事​

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