どこか郷愁を誘うあの味わい!歴史を超えて今なお息づく老舗のお菓子

どこか郷愁を誘うあの味わい!歴史を超えて今なお息づく老舗のお菓子

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移ろう時の流れの中、変わり行くことで輝きを増すお菓子もあれば、何十年、何百年もの間揺るぎない伝統の味を守り続けるお菓子もあります。今回は60年以上もの間変わらぬ製法、変わらぬ材料、変わらぬ味、それでも愛され続ける老舗のお菓子を集めました。どれもが奇抜なアイデアを競うわけでなく、吟味し尽くした材料を使い、昔から伝わる伝統的な製法で作られています。何十年、何百年と長きに渡って多くの人に愛されるお菓子はどこか人々の心に郷愁を誘い、これからも脈々と息づいていくでしょう。時代を超えて今なお息づく味に触れてみてください。

1: 飾らない凛とした佇まいに気品漂う和久傳「西湖」

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明治3年に京都の丹後ちりめんの里、丹後峰山町で旅館として産声をあげた和久傳。その後時代の変遷とともに現在の「高台寺和久傳」に移転。懐石料理が席巻している中、和久傳はその歴史の中で培ってきた野趣あふれる料理を創作。その料理の中で甘味として人気を博したのが「西湖」です。つなぎを一切使わずれんこんのでんぷんと和三盆の甘味だけで仕上げたシンプルでごまかしのきかない西湖は、ひとつずつ丁寧に笹の葉に包まれて供されます。

2: 昔懐かしいほっこりした甘味、御菓子司 中村軒の和菓子

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中村軒は明治16年創業、140年以上もの歴史を持つ京都の和菓子屋さんです。写真の麦代餅をはじめ水羊羹の「水鏡」、栗大福など脈々と伝わる和菓子は、どこかほっとできる懐かしい味。さわやかな後味を口の中に残します。素材はすべて国産、北海道の小豆や備中産白小豆は、おくどさん(釜)で上木というくぬぎの割り木を使って火をおこし、銅製の鍋でじっくりと炊きあげられます。飾らない中にも手の込んだこだわりの和菓子です。

3: 透明感あふれる和の色彩美にうっとり、花桔梗の「五福」

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創業400年にもなる名古屋の和菓子店「花桔梗」は、徳川幕府尾張藩主の御用菓子司としてその歴史を刻んできました。その中で培われた美意識の表れともいえる五福は、繊細で透明感あふれる微妙な色合い。上の段には伊勢芋を使用した煉薯蕷の餡玉、下の段には寒天から作られた寒氷が桐箱の中に整然と並べられています。一粒口に含むと上品な甘さがなめらかに広がり、幸福感に包まれます。要予約、取り寄せ不可ですが、いつかは口にしたい老舗の逸品です。

 

4:遥かヨーロッパ、ウィーンに思いを馳せていただく生クッキー

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デメルの歴史はフランス革命の3年前、1786年まで遡ります。ハプスブルグ家ゆかりの地で誕生したデメルは、ウィーン王室で愛され、「デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ」とまでに語り継がれ今日にいたります。なめらかな口どけのチョコレートはもちろんのこと、写真の生クッキーは、ジャム、チョコ、シナモン、洋酒、ピスタチオなどひとつとして同じ味が入っていない贅沢な詰め合わせ。遊び心のある箱のイラストにも心躍ります。

※掲載情報は 2016/03/06 時点のものとなります。

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