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今回は、大人にこそ味わってほしい貴族の洒落たマーマレードをご紹介しましょう。
南イタリア シチリアの太陽をたっぷり浴びながら農薬不使用で元気に育った柑橘類を丸ごと使ったサンジュリアーノ侯爵家のマーマレードです。
オレンジ果肉のしっかりとした味わいと香り、皮の強い苦味が心地良く、生命力を感じる個性豊かなその味には、イタリア正統派の洗練のセンスが溢れています。
商品の種類はオレンジやグレープフルーツなど材料により5~6種ほどありますが、輸入品のため常にすべてが手に入らない場合もありますが、チェリーテラスにてお求め頂けます。一瓶づつ味わってみて、お気に入りを見つけ出すのも楽しいですね。
画像の左か、らサンジュリアーノ・マーマレードのビターオレンジ、オレンジ、ノバクレメンティーナ、レッドグレープフルーツ。安定性ある瓶のデザイン、口が広く取り出しやすく、重ねておくことも出来るので収納にもうれしい
例えば、バケットを薄く切り、バターorクリームチーズを塗り、サンジュリアーノ・マーマレードを一匙のせれば、ティーブレイクにも。また、ブルーチーズに少しのせると、ワインにピッタリです。
私は砂糖代わりにお料理に使っています。豚肉や鶏肉、鴨、羊などと相性がよく、苦みが洒落た手の込んだ味わいを生み、おもてなし料理にも良いですよ。
ここに簡単お手軽オリジナルレシピ2種をご紹介します。
鶏モモ肉に軽く塩、胡椒、白ワインで下味を付け、皮目をカリッと中はしっとりソテーして取り出し、同じフライパンにレッドグレープフルーツマーマレード、白ワイン、醤油(少々)を入れ、馴染ませソースを作ったら、モモ肉の上にかけ、砕いたピーナッツをオイルで香ばしくローストしたものを振ります。
マーマレードの甘味と苦み、ローストナッツの香ばしさが鶏肉の旨味を引き出してくれます。パセリライスを添えて、おもてなし料理に……。
もう一つは、煮豚です。
こちらはノバクレメンティーナ1、白ワインor酒1、醤油0.5、水0.5を鍋に入れ、好みの部位の豚肉の塊を入れコトコト煮込むだけです。作り置きできるのが嬉しい簡単レシピです。マーマレードと醤油の量を変えると和洋中と変幻自在です。洋風にはニンニク、中華には八角をほんの少し加えて
モモ肉を使った煮豚に、生人参をスライスしてビネガードレッシングで和えたサラダを添え、粗引き胡椒とエキストラバージンオリーブオイルを一掛けして洋風に……。フレッシュリンゴジュースとブリオッシュでお洒落ブランチ。
食事に、デザートに、一日中食卓で活躍してくれるイタリア貴族のマーマレード。お試しあれ。
※掲載情報は 2016/02/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ライフスタイルデザイナー
長尾典子
日本伝統の知恵と美を取り入れた現代の食と暮らし方”Nippon Stylish Life”を提唱。
西宮市内のサロンと各地で、テーブルコーディネート・料理・英語・食文化をテーマに幅広く活動中。
季節開催「Japan Cool Seminar in Tokyo」では伝統美味食をテーマに、レストラン・料亭を会場に、その日だけのオリジナル料理を味わい学ぶ講座。
旅館・ホテルの食空間提案、英語による和食文化、テーブルコーディネートセミナー、オリジナル食器デザイン販売も手掛ける。
著書『12か月のLifestyle Book 食卓からしあわせは始まる』エピック
『和食の力に魅せられて 伝統美味食の世界』エピック
食卓文化研究家、食空間コーディネート資格認定講師、卓育インストラクター、カラーコーディネーター、英語講師。
食空間コーディネート協会理事
京都文教短期大学、大阪夕陽丘短期大学非常勤講師。
奈良女子大大学院生活環境修士。現在、現在、龍谷大学博士後期課程。
mail:nagao@a-de-v.com