記事詳細
大阪、神戸、京都の大都市があり、東京に次ぎ出張の多い関西圏。たまの出張であれば駅構内で手身近に済ませても、全然アリだとは思うのですが、月に1回ないしは2回と、それが毎月のように重なれば、社内、そして家族へのお土産も悩ましいところ。忙しい間を縫ってせっかく買ってきた関西土産が、誰も手を付けずほったらかしになっていたら……。そりゃ悲しいものですよね。わざわざ土産を買う時間を考慮に入れ、新幹線や飛行機の時間を調整したのにぞんざいな扱いを受けるのは気分が悪いものです。自分なりの定番土産を決めるのも良いですが、受け取る側もたまには、いつもと違うものも試してみたい。というのが本音でしょう。土産というものは、日本人が大切にする誠意、気持ちの問題が大きく関係しています。贈るほうも相手が精いっぱい喜ぶ顔が見たいものです。そのためには、しっかりとリサーチも必要ですよ! 今回は関西圏で愛されている絶品スイーツをご紹介します。さらに、変わり種として地元色の強いドレッシングも2品。皆の喜ぶ顔が目に浮かぶようです。
ドイツの家庭の味、フロインドリーブの焼き菓子
ドイツのクリスマス菓子として知られるシトーレン。フレッシュバター、ナッツ、ドライフルーツを生地に練り込み2時間かけ焼き上げられるシンプルなお菓子です。そのシトーレンで有名な神戸のフロインドリーブ本店は、旧神戸ユニオン教会跡地でパンやスイーツを堪能できるカフェとして知られています。そのお土産として、自慢のホームメイドクッキーなどの詰め合わせも人気の逸品。歴史のある西洋の建物を観光がてら買って帰るのも乙なものです。
ハイカラ手土産の代名詞、一番館のポーム・ダムール
神戸元町で1971年にインポートチョコレートを取り扱うようになった一番館。その後2年かけて考案したリンゴのチョコレート「ポーム・ダムール」は昔から庶民に親しまれているハイカラなチョコレートです。蜜煮されたフレッシュリンゴをほろ苦チョコレートでコーティングした、絶妙なハーモニーがやめられない味。“飴ちゃん”のように包まれた見た目も可愛く、いまでも神戸の定番チョコレートとして愛されています。紅茶、ブランデーなどの味のバリエーションも試してほしい逸品です。
昔ながらの純喫茶、にしむら珈琲店の焼き菓子セット
昭和23年創業の「にしむら珈琲店」。クラシカルな空間とおいしいコーヒーを飲むために訪れる人は遠方からもあとを絶ちません。名水「宮水」で淹れた珈琲はもちろんのこと、変わらないフードメニューも健在。お土産に、会長が自ら焙煎した珈琲豆を買って帰るのは順当ですが、オリジナルのコーヒーカップやティースプーンなどもついつい揃えてしまいたくなるアイテムです。そしてなにより、会長のご子息がスイーツの本場オーストリアで学んだ焼き菓子セットも魅力。思い出とお土産に最高なひと品です。
冷やしても美味しいエルベランのエルベランクッキー
洋菓子の聖地として知られる神戸。老舗から噂の新店まで、個性豊かなショップが多く並ぶ激戦区です。なかでも老舗として知られるエルベランはケーキとクッキーをメインに多くの地元民から愛されているショップ。注目はショップの名前を、そのまま冠した「エルベランクッキー」。サクサクのチョコレートサブレをパイで包み、さらにミルクチョコレートをサンドするというひと手間かかった1枚は上品な味わいで、この店ならではの味です。冷蔵庫でひんやりさせるのもひと工夫なのだとか。
贅沢なホテルメイド、ル・パン神戸北野のアップルパイ
ホテル ラ・スイーツ神戸ハーバーランド直営のスイーツ&ベーカリーショップ「ル・パン神戸北野」。スイーツのスペシャリストであるパティシエとパンのスペシャリストであるブーランジェが共同で作り上げた贅沢なアップルパイは絶品です。網目状のオーセンティックなアップルパイは上品で贈り物としても最適。宿泊はもちろんアップルパイを買うためだけに来店する人も多いのも頷けます。なんといってもホテルメイドであることは、良質であることの証ですよね。
ジャムの決定版! 神戸北野ホテルのいちご&バナナのコンフィチュール
フランス料理界の重鎮であるベルナール・ロワゾー氏による朝食が食べられることで名を馳せる神戸北野ホテル。その味を自宅でも簡単に味わえるのは嬉しいことです。それが、朝食でも提供されるコンフィチュール。いわゆるジャムです。おすすめは「いちご&バナナ」のコンフィチュール。いちごの爽やかな酸味の効いたみずみずしさとバナナの甘い香りと、とろっとした舌触り。こんなにも相性が良かったものかと目から鱗な絶品ジャムです。
日本のソースの歴史を作り上げた阪神ソースの敬七郎ソース
日本のソース界において一番歴史の長い敬七郎ソース。明治18年に輸入ソースをベースに安井敬七郎によって作られ、その名前を冠した商品名は知る人ぞ知る名ソース。添加物を一切使用せず昔ながらの製法で作られるソースは、いわゆるドロッとしたものではなくサラサラとした液体。とんかつやコロッケなどにはもちろん、キャベツにも相性がよくドレッシングとしても愛されているソースなのです。
関西圏では家庭の定番品! 三田屋の生野菜ドレッシング
兵庫県で展開される鉄板ステーキと自家製ハムの店「三田屋」。一度、入店したことがある人には理解るコース料理の最初に出るハムのオードブルでオニオンスライスにたっぷりとかけられ、さっぱりとした味わいのドレッシング、それが三田屋特製の生野菜ドレッシング。ニンジン、玉ねぎ、セロリなどの栄養豊富な野菜を使用し作られたドレッシングは、関西圏では昔ながらの定番アイテム。冷蔵庫には常備されている家庭が多いのだとか。1度お試しあれ。
※掲載情報は 2016/02/16 時点のものとなります。
- 20
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。