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東洋的な食のバランスを考えて作られる、マクロビオティックおはぎ
都内有名百貨店の地下の食品売場で、決まって目にする「亀戸 升本」のお弁当とおはぎ。創業明治38年、江戸下町の心粋を伝えるこのお弁当は、「升本」の割烹職人さんによる手づくり。
こだわりの美味しさで、いつも売り切れるほどの人気です。
私がいつも好んで購入するのは、マクロビオティック弁当の和正食「和〜なごみ〜」と砂糖を一切使用していないマクロビオティックおはぎの「無糖庵」です。
砂糖をたっぷり使用したガツンとくる甘党には物足りないかもしれないのですが、食後すぐに動き回らなくてはならない時にも、胃にもたれず心地よい甘さです。「升本」のマクロビオティック弁当は「古来より伝承されている日本食を再 度見つめ直し、東洋的な食のバランス(陰陽五行)の考え方を踏まえて、今の時代に即した食を提唱したい」という江戸っ子の心意気が詰まっています。
有機栽培の玄米、野菜、醤油、味噌、油、天然海塩を使い、肉、魚、乳、卵製 品および精白糖などは一切使用せず、野菜の味を引き出す調理法。だから、胃が疲れている時も、身体がだるい時も、食べるとすぐに消化され、良いエネルギーにかわり、元気になるのがわかります。
そして、おすすめの「無糖庵」は、慌ただしく時間がない時も、緊張するような仕事の時も、口にするだけでほっとする……私にとっては、「安らぎのおはぎ」です。なによりも、会議や人が集まる時など、数が多い時は届けてくれるのも、非常に助かります。
皆様に喜んでいただけるので、昼食を探している幹事さんにお勧めです。
お弁当で有名な「升本」ですが、幻の江戸大根である亀戸大根が食べられる「亀戸 升本」本店も下町の風情がとてもいいですよ。この寒い冬の時期にいただく、熱々の「あさり鍋」はたまりません。
株式会社 升本フーズ
住所:〒136-0071東京都江東区亀戸2-45-8升本ビル
電話:03(3681)2778
※掲載情報は 2016/02/15 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フラワー&テーブルコーディネーター
鬼頭郁子
「旬を取り入れた花とテーブルの教室」は、少人数制のレッスンで着実に実力が向上すると、主婦からプロまで幅広く支持され、全国から生徒さんが通う。サロン主宰やスペシャリストを目指す方も多く、多数の教室主宰者を輩出、その育成やサポートにも力を入れる。教室運営のほか、トップブランドのコーディネートやプロモーションに関わるなど、多くの企業の花や食文化に関するセミナーをおこなっている。2014年、銀座5丁目にライフスタイルを彩るテーブルウェアなどの、セレクトショップ「イザベラ コンスタンチン」をオープン。著書も多数。