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チョコの次に人気のバレンタインギフトはお酒なのです
アサヒグループホールディングスが2014 年に実施したバレンタインに関する意識調査で、女性が男性にあげたいものの1位は「市販のチョコ」、2位が「手作りチョコ」、3位「気合いの入った手料理」4位「チョコレート以外のお菓子」、そして5位に「お酒」でした。それに対して、男性が欲しいバレンタインギフトの1位は「市販のチョコレート」、そして2位が「お酒」、3位が「手作りチョコ」……の結果。
最近は“スイーツ男子”なんてフレーズもよく聞くけれど、「俺のこと、わかってくれてるんだな〜」なんて感激してもらえる可能性が高いのが、実は“お酒”セレクトなのかもしれません。中でも今年特におすすめしたいのが、サンクトガーレンのチョコレートビール。チョコレートビールと言っても本当のチョコではありません。原料の麦芽を約160度で焙煎することで、まるでビターチョコのようなほろ苦い味わいに仕上がった、大人の味わいのビールです。
今年のリリースは4種類。最も濃厚でビターな『インペリアルチョコレートスタウト』、甘美な味わい『スィートバニラスタウト』、橙を使ったおしゃれな味わいの『オレンジチョコレートスタウト』、そして、今年一番の“熱い”おすすめが「とちおとめ」を使った『ストロベリーチョコレートスタウト』!生の「とちおとめ」を手作業でカットし、寸胴鍋いっぱいの苺を弱火でゆっくりと半日煮詰めてソースを作り、ビールの麦汁に混ぜ合わせて発酵させた、甘酸っぱい恵みがたっぷりとつまった2016年限定のスタウトです。
熱い想いを“ホットビール”で伝えてみるのは?
あたたかいビール?!いえ、意外にこれがいいんです!!全てのビールにおすすめは出来ませんが、エールビール(上面発酵)で、ややアルコール度数が高く、少し甘さを感じるようなビールなどがホットビールに向いています。今回の4種類の中で一番おすすめなのが、『スィートバニラスタウト』。温度は40度ぐらいのぬる癇がおすすめ。日本酒のお燗のように湯煎で温めるか、小鍋に入れて弱火で温めても。また、100CCの量を600Wの電子レンジで40秒ぐらいかければ、ちょうど40度ぐらいに温まります。冷えたビールとはまた違う、柔らかく優しい味わいは、心を和らげてくれるおいしさです。お好みで、ホットビールに甘味やスパイスを加えてみれば、ホットワインのようにも楽しめます。
ビールは古代、滋養強壮のある食料としても飲まれていました。もし大好きな彼がバレンタインの日に風邪を引いていたなら、体を温める効果のあるシナモンや栄養のあるハチミツ、苺やオレンジのビタミンCなどを加えてホットビールをおすすめすれば、あなたの優しさに、彼の体もココロも芯から温まることまちがいなしです!
※日本では法令上発泡酒に分類されます。
※掲載情報は 2016/01/31 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。