温泉の地熱で蒸し上げる「地獄蒸しプリン」

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元祖地極蒸しプリンは、なつかしいプリンの味です。

「シンフロ」が一躍脚光を浴びて、注目があつまっている「おんせん県おおいた」の別府温泉。その中でも昔ながらの湯の花小屋があって、あたりいっぱいに硫黄のにおいが立ち込める明礬温泉。ここ岡本屋さんは青磁色の温泉がわくことでも有名です。

 

最近では地熱を利用した地獄蒸しもあちらこちらで見られるようになりましたが、ここの地獄蒸しプリンは昭和63年に始まります。

 

創業当時から変わらない製法で職人さんがひとつずつ手作りで作っているそうです。苦味の効いたカラメルソースと、甘みを抑えたちょっと硬めのプリンは、濃厚でなつかしくなる味わいです。

 

まろやかさの秘密は硫黄分を含む高温の温泉噴気と言われています。またこの硫黄分は防腐効果が高いために、防腐剤不使用です。ぜひ一度ご賞味いただきたいと思います。

 

ちなみに、この噴気を利用して作る地獄蒸し塩卵もお勧めです。この卵を使った地獄蒸しサンドイッチも、あふれんばかりの卵でしあわせな気分になります。

※掲載情報は 2016/01/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

神谷禎恵

フードプロデュサー/調味料マイスター

神谷禎恵

台所だけの建物「生活工房とうがらし」(大分県宇佐市)を基点に、「食を伝えたい」をテーマにフードプロデューサーとして食の観点から地域や女性を支援したり、食のブランディングをおこなったり、地域の食文化を伝える活動を行っています。また、福岡と宇佐・大分県下を往復しながら、外から見る宇佐のよさ、大分の豊かさを伝えるメッセンジャーの役割を担っています。調味料マイスターとしての調味料講座や、コンサルティング、ブランディングなどの講演や講座などは年間100回を越え、中でも「ゆずごしょう」を伝えるワークショップは全国各地で人気です。
主宰するFacebookページの「ごはん大好き」「しいたけ大好き」「ゆずごしょう大好き」も多くのファンをもちます。

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