フィンランドの変わった食感のチーズ「レイパユースト」って何?

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噛んだときの食感が楽しいチーズ

今回は皆さんにフィンランドのチーズをご紹介します。フィンランドは酪農大国というわけではありません。ただ、酪農製品の量でいうと、近年安定して生産されており、日本よりもはるかに種類が豊富です。また、寒冷地でもあるので、酪農製品を作るコストは近隣の酪農大国に比べると高くなる傾向にありますが、その分国を挙げて製品の高品質化に努めていて、少しずつですが、酪農のイメージができてきている国、それがフィンランドとも言えます。

 

今回紹介するチーズはそのうちの一つでもあり、フィンランドはもとより、ヨーロッパ各国でもその名が少しずつ浸透してきているチーズです。レイパユーストは、直訳すると「パンチーズ」という意味で、英語では“Finnish Squeaky Cheese” (キュッキュッと音がするフィンランドのチーズ)と言われています。たいていは、牛のミルクから作られたマイルドなチーズですが、トナカイやヤギのミルクで作られることもあります。凝固させたミルクを、パイの型で焼いて、くし形に切ります。クラウドベリーと一緒に食べると最高です。 とてもフィンランド的な食べ物、レイパユーストは、フィンランド中のお店やレストランで味わえます。

 

まだ、日本ではお目にかかった方が多くはなく、希少なものでありますが、是非試す機会があれば、フィンランド産のベリーと一緒に食べていただけると、フィンランドの風景が、皆さんにも少しわかっていただけるかもしれません。

※掲載情報は 2015/12/23 時点のものとなります。

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フィンランド大使館

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ムーミン、サンタクロース、サウナのふるさととして知られるフィンランドは、日本と外交関係を樹立してから間もなく100周年を迎えます。東京・名古屋・大阪から直行便で約10時間。一番近いヨーロッパの国として、季節を問わず日本から多くの観光客が訪れています。ムーミンやサンタクロース以外でも、美しい自然、優れた教育制度や洗練されたデザイン、高い技術力にゲーム産業やスタートアップなど世界から高い関心を集めているフィンランド。2014年にはムーミンの生みの親であるトーヴェ・ヤンソンの生誕100周年、2015年にはフィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの生誕150周年、2017年には独立100周年を迎えます。そんなフィンランドの情報を食文化という切り口を中心に皆様にお伝えしていきます。

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