フィンランドの国民全員が愛するパン「ルイスレイパ」

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外国に住むフィンランド人が愛しすぎて取り寄せちゃうパン

日本の方には「お米」があるように、フィンランドの人たちにもそれに値する国民食があります。それが、こちらの「ルイスレイパ(ruisleipä)」です。

 

酸味のあるパン生地から作られる、フィンランド語で、ルイスレイパと呼ばれるライ麦パンは、フィンランドの主食の1つです。様々な種類のライ麦パンがありますが、一番人気があり一般に普及しているのが、穴の開いたパン、という意味のレイカ・レイパ(reikäleipä )です。昔は、このパンを家の梁からつるした棒にひっかけていました。 海外に住むフィンランド人たちの中には、ずっしりと重いライ麦パンをフィンランドから郵便で送ってもらっている人もいるほどです。送料がいくらかかるかなんて、問題じゃないんです。

 

クラッカー状のパンのナッキレイパ(näkkileipä)にも、たくさんの種類があり、中には、世界中で売られているフィンランド・クラッカーもあります。朝食には、バターとチーズなどと一緒に、ランチには、スープと一緒に、あるいは、夕方のスナックとして食べられています。

 

日本でも、フィンランドのパンを楽しめる場所はいくつかあります。関東だと、フィンランドからレシピを取り寄せて展開している「紀伊国屋」、東京ドームシティにある「ムーミンカフェ」。関西であれば、大阪にあるフィンランド料理も味わうことができる「ヘルシンキベーカリー」や、京都のベーカリー「キートス」もフィンランドファンには有名なお店です。どこも素敵なお店ですので、機会があれば是非お立ち寄りください。

※掲載情報は 2015/12/29 時点のものとなります。

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フィンランド大使館

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ムーミン、サンタクロース、サウナのふるさととして知られるフィンランドは、日本と外交関係を樹立してから間もなく100周年を迎えます。東京・名古屋・大阪から直行便で約10時間。一番近いヨーロッパの国として、季節を問わず日本から多くの観光客が訪れています。ムーミンやサンタクロース以外でも、美しい自然、優れた教育制度や洗練されたデザイン、高い技術力にゲーム産業やスタートアップなど世界から高い関心を集めているフィンランド。2014年にはムーミンの生みの親であるトーヴェ・ヤンソンの生誕100周年、2015年にはフィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスの生誕150周年、2017年には独立100周年を迎えます。そんなフィンランドの情報を食文化という切り口を中心に皆様にお伝えしていきます。

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